3.5(土)新宿デモにご参加ありがとうございました!

3.5(土)新宿デモにご参加ありがとうございました!
3.5(土)新宿デモにご参加ありがとうございました!

2015年10月10日土曜日

広瀬隆さん、小出裕章さんなど デモ応援メッセージ

11.7新宿デモに寄せられたメッセージです。

★★★

みなさま、おそろしいことに、すべてのテレビと新聞が、「放射能の危険性」をまったく言わない時代になりました。大被害は、いま、私たちの体内で潜伏期にあり、フクシマ原発事故によって傷ついた細胞が動きだし、いよいよ深刻な病状が出はじめる直前にあります。特に子供たちの被害は目前です。それを防ごうとする人たちは、まったく無視されています。私たちは今こそ結束して動く必要があります。 
         広瀬隆




2011年3月11日、福島第一原子力発電所事故が起きた時、日本政府は原子力緊急事態宣言を出し、それまでの日本の法令を停止しました。法治国家として法令を守るなら、「放射線管理区域」にしなければならない場所に、子どもも含めて人々を棄ててしまいました。そして、原子力緊急事態宣言は、事故から4年半以上たったいまなお解除されていません。つまり日本というこの国は、今まだ緊急事態下にあるのです。そんな過酷な事故を起こした張本人である日本政府は一切の責任を取らず、誰も処罰されないまま、さらに原子力を進めようとしています。そして、あたかも被曝しても害がないかのように宣伝しながら、、一度は避難した人々も、年間20ミリシーベルトまでは被曝を我慢して帰還せよと指示しています。
呆れはてた国です。子どもたちには、原子力の暴走を許したことについても、福島第一原子力発電所事故を起こしたことについても責任がありません。そして子どもたちは被曝に敏感です。何としても子どもたちを被曝から守ることが大人の責任ですし、緊急事態宣言を出している政府の責任でもあるはずです。
申し訳ありませんが、私は今日の集会・デモに参加することができません。皆さんのご健闘を願います。
               2015/9/23  小出 裕章



安倍晋三と自公与党などによるファッショクーデターに、満腔の怒りを込めながら賛同人になることを申し出ます。

東電福島第一原発の過酷事故で、福島はもとより関東と東北の各地にもひどく放射能汚染させられた地域に住むことを余儀なくされている大勢の人がいます。

こんなことになった大元凶は、アメリカの要請ですから、今度の憲法違反の戦争法制と完全に一緒です。現政権の自民党が最も深く関与していますが、3.11.当時の民主党政権も被曝隠しに走ったわけですから、19日の志位日本共産党委員長の大同団結して「国民連合政府」樹立を、という提案には喝采を送りますが、私は一抹の不安があります。しかし、当面の解決策はこれしかありませんから、今の沖縄のように反自民・公明などという
ことで、市民派が多数の国会(参議院)をつくるべく、最大限頑張って、原発政策も日米安保条約も根本的な大転換を図りましょう。

生井兵治(なまい・ひょうじ)
     元筑波大学教授


【11.7(土) 新宿デモ】漫画家のちばてつやさんからのメッセージ

ふくしま集団疎開裁判の時代から一貫して応援してこられた漫画家のちばてつやさんから、11.7(土)新宿デモに対し以下のメッセージを寄せていただきました。
      

              2012年9月、緊急出版のブックレットの表紙
     
            ********************

【11.7(土) 新宿デモ】北海道の医師の松崎道幸さんからのメッセージ

ふくしま集団疎開裁判で、幾度も意見書(以下に列挙)を作成し、一貫して被ばくによる子ども達の健康被害の危険性を科学的に検証し、国による避難の必要性を訴えてこられた北海道の医師松崎道幸さんから、11.7(土)新宿デモに対し以下のメッセージを寄せていただきました。

意見書(2012.5.19)。
意見書(2)2012.11.22)。
意見書(3)2012.11.22)。
意見書(4)(2013.1.09)。
意見書(5)(2013.2.19)

仙台高裁の決定に対する感想(2013.4.25)

     ********************

■
福島原発事故収束作業をされておられた方が三重がんを発病し、今週補償を求めて東
電等を提訴しました。
私は、意見書で、政府と東電が、放射線被ばくの健康影響をひとケタ小さく見積もっ
ている誤りを指摘しました。
子どもも大人もこれ以上放射線にさらされるべきでありません。

松崎道幸(道北勤医協宗谷医院院長)
■

【11.7(土) 新宿デモ】呼びかけ人の井戸謙一さんからのメッセージ

呼びかけ人の井戸謙一さんから、11.7(土)新宿デモに対し以下のメッセージを寄せていただきました。

     ********************

「放射能はいまでも怖いよ! 子どもを守ろう!11.7新宿デモ」にご参加の皆様

ご参加、ありがとうございます。
子ども脱被ばく裁判弁護団の井戸謙一です。

7日は、どうしても動かせない所用があるので、メッセージ参加とさせていただきました。

多くの人が心配していた放射能による健康被害という黒い影が、今、じわりじわりと姿を見せ始めています。
小児甲状腺がん患者は福島県内ですでに137人が発見されていますが、北関東でも拡がりを見せ始めました。
とりわけ、最近柏市が公表した、甲状腺エコーの被検者のうちの1割がB判定又はC判定だったという結果は、衝撃を与えました。

しかし、政府・行政は、そのような影からあえて目をそらせ、福島忘れ去らせ事業、被害押さえつけ事業、原発復活事業を暴力的に推し進めようとしています。

これに対し、福島県内外で被害者が立ち上がっています。
全国避難者の会も結成されました。
新たな訴訟がいくつも起こっています。
その中でも、長期低線量被ばくの危険性の問題を正面から問うているのが、子ども脱被ばく裁判です。
「避難の権利」「被ばくを避ける権利」が認められなければなりません。

「金より命」そんな当たり前のことが認められる社会を目指して、頑張りましょう。

【11.7(土) 新宿デモ】呼びかけ人の山本太郎さんからのメッセージ

呼びかけ人の山本太郎さんから、11.7(土)新宿デモに対し以下のメッセージを寄せていただきました。

     ******************** 
メッセージ

11.7新宿デモにお集まりの皆さん!!

ご苦労様です。山本太郎です。

僕は、呼びかけ人の一人ですが、今日は北海道の札幌で、全国街頭記者会見を行う予定なので、アルタ前デモに参加できず、本当に申し訳ありません。

札幌の街頭で、被曝の問題もしっかりとアピールします。

8月31日の福島県民健康調査で、137名にも達した甲状腺がんとがんの疑いの子どもたちの中で、25名は本格検査で、新たに見つかった人たちです。そのうち23名は先行検査では二次検査の必要のないA判定、そのうちの10名は、結節やのう胞が認められなかったA1判定、13名が5.0mm以下の結節や20.0mm以下ののう胞が認められるA2判定だったのでまだまだ、甲状腺がんやがんの疑いのある子どもたちが増え続けていくことがとても心配です。

疫学の専門家、岡山大学の津田敏秀教授は、すでに、他の地域と比べて数十倍のオーダーで、福島で子どもの甲状腺がんが多発していると警告されました。

この子どもたちの被曝量は最大でも2mSv程度だったと、県民健康調査は指摘しています。

であるのに、政府は、20mSv以下になったら、避難した住民の皆さんを帰還させる方針です。とんでもないことです。

20mSv以上で強制的に避難させておいて、20mSv以下になったら、半強制的に帰還させるなんて、全く狂っているとしか言いようがありません。

20mSv以下で帰還させることを前提とした、福島復興再生特別措置法に反対した政党は、「生活の党と山本太郎となかまたち」だけです。

今後とも、皆さんとともに、福島の皆さんと子どもたちを守るために、全力でがんばります。

山本太郎でした。
呼びかけ人の崎山比早子さんから、11.7(土)新宿デモに対し以下のメッセージを寄せていただきました。

     ******************** 

新宿デモにお集まりの皆様 今日は、
今日はデモに参加することができず残念ですが、心はみなさんと共にあります。

東電の事故現場は収拾の目処はたっていません。
事故以来止まることなく汚染水は海に流れ出ていますし、
原子炉建屋に流れ込む地下水を止めるための凍土壁はうまく動かないでしょう。
敷地内の汚染水タンクは溜まる一方、2日で1000トンいりのタンクが満杯になり、頻繁に汚染水漏れを起こしています。
来年3月には汚染がれきを置く場所もなくなり、がれきを再利用して循環させようとする危険な動きもあります。
事故の時に格納容器の圧を下げるために行われたベントにより高度に汚染された高さ120メートルの排気筒
は高い放射線と潮風のために劣化が進んで倒壊の怖れがあります。
1号機から3号機までの冷却プールには使用済み核燃料が1500体以上あり、その取り出しは先延ばしされています。
敷地内全体には事故時に放出された量の約800倍の放射能が、無防備のままあるのです。

このように潜在的な危険をはらむ場所からは住民を遠ざけておく、それをするのが政府の役割のはずです。
しかもこの歴史上類を見ない人災を生み出した責任は、安全、安心といって核エネルギー利用を進め、
予測できていた津波や耐震性不足に何の対策もとらなかった政府や東電にあります。
避難をせざるを得なくなった住民はその政策の失敗、当局の怠慢の被害者なのです。
政府も東電も責任のとりようのないこの大失策の罪を償うために、何をおいても被害者の要求に耳を傾け
被害者の健康と生活を守るよう最大限の努力をしなければなりません。

しかし、現状はその正反対のことが行われています。
「福島安全宣言」が、新しい歴史教科書を作る会副会長の岡野俊昭会長、札幌医大高田純教授のもと、活発な活動をしています。
「福島安全宣言CM」「心の除染」編によると「いま、福島で最も危険なのは迷信による心の汚染」で「いま、必要なのは心の除染」なのだそうです。
「放射線の被害はありません」「迷信よさようなら」「20km圏内にも帰還できます」と述べています。
科学的に証明され、否定しようのない放射線のリスクを迷信と呼び、多発する甲状腺がんを無視し、子どもを使って国道6号線のゴミ拾いをさせる、
一体この国はどうなっているのでしょう?

危険を感知して避難をするのは当然のことで正常な感覚です。
今ある命、未来の命を守るためにこの正常な感覚をしっかり持ち続け、倒錯した社会を変えて行かなければ希望はありません。
一人一人が判断力をつけて手をつなぎ、アベとそれに連なる政治家達、官僚達を一掃し、民主的で健全な社会を目指して進んでいこうではありませんか。


                    2015年11月7日
                                  崎山比早子


0 件のコメント:

コメントを投稿