3.5(土)新宿デモにご参加ありがとうございました!

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2015年10月7日水曜日

第2回光塾イベント 原発事故5年目! 関東にも拡大する健康被害!活発な討論


10月4日(日)JR渋谷駅新南口すぐの光塾にて、第2回
光塾イベント 原発事故5年目! 関東にも拡大する健康被害!
が行われ、30名の参加で活発な意見交換がなされました。

まず、前半は動画等の上映と子ども脱被ばく裁判原告の松本さんによる
報告でした。

 最初に2009年にNHKが放送した「”死の灰”の放射線 世界初の確認」など。長崎大学の研究チームが、被ばくして 60年以上たった今でも、死んだ患者の細胞から放射線を出し続けていることを突き止めた。これまで、内部被ばくの実態が解明されてこなかったという実態が ある。また、別の研究チームは、60年以上前のたった1回の被ばくが、正常に見える細胞を実は傷つけていたことを発見した。」(動画が再生できず、画像で説明しました)
https://www.youtube.com/watch?v=IAghXi6b8RI


18 AM)
12 AM)






























 

 次に2011年3月21日に当時の山下俊一福島県放射線健康リスク管理アドバイザーが福島市で行った「フクシマ、フクシマ、フクシマ」「放射能の影響は実はニコニコわらっている人には来ません」という発言で有名な講演の抜粋動画を改めてしっかり見ました。
 山下氏は福島県民にヨウ素剤を飲ませなかったばかりか、県民の放射能への警戒心を解いてまわったことが多くの人に無用の被ばくをさせた犯罪行為であるということがはっきりしました。
 山下俊一トンデモ発言


https://www.youtube.com/watch?v=PuwFrNEgDTg

 その次には鎌仲ひとみ監督のカノンだよりVol.3からNo.10と11を上映しました。
http://kamanaka.com/works/works-movie/works-dvd/2690/

◆カマレポno.10
「市民の思いと力」(12分)
kamarepo10_still_wb
新潟県阿賀野市で年2回行われている”いのちキラキラ希望の風フェスタin笹神”。このイベントは、親子で受診出来る甲状腺検査などがプログラムに組み込まれた、1泊2日の保養イベント。ストレスを抱えた母子達を支える市民の思い。そして、今の子ども達の健康は!?

◆カマレポno.11
「保養体験女子会@ベラルーシ」(14分)
bera_girls_wb
チェルノブイリ原発事故の後、ベラルーシの多くの子ども達が海外で保養した。日本でも、多くの子どもたちを受け入れてきた。その日本での保養を体験した少女たちが集まり女子会を開催。そこで語られる、日本の人々へのメッセージとは。

福島から子どもの健康を心配して新潟の保養に参加した親子の生の声を聞くこと。
また、日本への保養体験を話し、「助けてもらったから、福島原発事故が起きて大変な日本の人たちを受け入れたい」と話すベラルーシの人たち。
涙を抑えることができませんでした。

その後、「子ども脱被ばく裁判」の原告である松本さんから、原発事故後自分の子どもを含むクラスの子どもたちに鼻血を出す子が多くなり、自分が必死に情報を探したこと、東京の妹さんが心配してこちらに避難するように言ってくれたこと、ただ子どもを守りたい一心で避難してきたことなどをお話されました。
 また、福島県内では事故当時、山下氏の「安全」という言葉を信じたいという気持ちがあり、今現在は被ばくのことを言うと「まだそんなことを言っているの?」「いい加減に帰ってきたらどう?」もっと言えば「頭がおかしいんじゃないの?」というような風潮が大変強く、県民同士が分断されていることが大きな課題であることも話されました。

休憩後は岡山博先生のお話と質疑応答が行われました。
最初に岡山先生は今の日本で自由に物が言えないという状況が蔓延していることが大変問題だとして原発事故の本当の原因は物の言えない社会であること、自分の話に違うと思ったら自由に言ってほしい、対等な討論ができる社会が必要であると言われました。
その言葉に応えるように会場から熱心な質問や意見が続きました。

岡山先生は「原発事故が起きる前は放射能はものすごく危ない、毒だ、できるだけ避ける、そんなの当たり前。ところが(事故後は)それが常識でなくなった。そんなこといちいち考えているのはバカだ、という風になってしまった。自分の考えが逆転したたことにも気づかない人がいる」「自分で考えることのできる人を育てていかなければいけない」そういう運動をしていかなければならない、と言われました。


岡山先生のお話と質疑応答については動画をごらんください。

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放射能汚染をした食物を食る事で被ばくしている(岡山博医師)
https://www.youtube.com/watch?v=2L8H2iDVd8s

岡山博先生との被ばくについての質疑
https://www.youtube.com/watch?v=u1Xku2S_9ac

被ばく経験談と質疑応答
https://www.youtube.com/watch?v=FHG7-_I_jfI
カメラが揺れますが、ご容赦ください。
岡山先生のおっしゃるように、事故前は「放射能はこわい、危険」だったのに現在は「放射能はそれほど危険じゃない」「危険というのは復興の妨げだ! 風評被害だ!」という安全キャンペーンが大々的に行われています。
今月10日には福島の中高生を動員して 「みんなでやっぺ!!きれいな6国」として太平洋岸を走る国道6号線の清掃活動をやらせようとしています。しかもこの催しの協賛には東京電力の名が第一に出ているのです。子どもたちを被ばくさせ、子どもたちを利用しての安全キャンペーン、許せません。
このようなキャンペーンに反対し、放射能の危険性を訴え、国の責任で汚染地域からの子どもたちの避難をさせ、また避難した人たちの生活を補償させるために大きな力を結集しましょう。
11.7新宿デモにご参加と皆さまへの呼びかけをお願いします!

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