3.5(土)新宿デモにご参加ありがとうございました!

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2015年10月10日土曜日

第25回東電本店合同抗議 山下俊一氏を被ばくさせた責任で法廷尋問へ 




2015年10月7日(水) 第25回東電本店合同抗議 19:00~20:00
呼びかけ団体:たんぽぽ舎、テントひろば  
賛同団体:東電株主訴訟他122団体 参加者約110名
Youtube配信は立花さまから、有難うございます。
(脱被ばく実現ネットは最初のURLに登場:約8分後)
https://youtu.be/PXT4Co7HTm0
https://youtu.be/Ney7vDfnbh8
https://youtu.be/kXaYLiMPdoE

風の冷たさが尋常じゃない!寒かったです(涙)
スタッフの皆さんはお元気!
「東京電力は福島原発の責任取れ」力強いシュプレヒコールで始まりました。
参加者の皆さんのスピーチ、情勢報告等をご紹介します。

反原発自治体議員市民連盟から
伊方原発再稼働反対請願署名には180名の議員の署名があるが、福島からは20名の議員が名前を連ねている。議員と市民が協力して再稼働に反対している。
東電は謝罪し、被害者に十分な補償を!

火炎瓶テツさんは肌寒さを吹き飛ばすコールと「政、官、財」の内「財」に対する抗議が少ない。「財」にも断固抗議していく!と力強く宣言。

たんぽぽ舎山崎さんから 情勢報告
・汚染水漏れで東電現旧幹部、書類送検へ
20兆ベクレルのセシウム、10兆ベクレルのストロンチウムが流出してしまった。工場の廃液と同じと認められたのは画期的(公害犯罪処罰法違反容疑)。
・2号機の炉心崩壊には1週間かかっている
東電は冷却の技術と準備が無かった為、大量の放射性物質を放出。全国の原発で同様の事が起こり得る。
・津波対策の建造物を企図していながら、財政負担を理由に着手せず。
・収束作業と称して、事故の証拠を破壊している。
原発告訴団、東電株主訴訟、各地の原発訴訟は法廷の中だけで、終わらせるのではなく、道行く人に訴え、世論に訴え、議員に訴え、再稼働を止める動きにしていかなくてはならない。(その通り!!)

私達「脱被ばく実現ネット」は以下の告知とスピーチを行いました。

◆「放射能は今でもこわいよ!子どもを守ろう 11.7新宿デモ」への参加呼びかけ

◆スピーチ
(9月10日「子ども脱被ばく裁判」第2回口頭弁論があり、裁判の準備書面、裁判後の弁護士の解説等で明らかになった事実をお伝えしました)

・文科省はモニタリング調査で、浪江町赤宇木地区で毎時150μSv以上の高線量を記録していたが、1か月間地名を公表しなかった。

・福島県のモニタリング調査で3月15日には、福島市で通常の478倍に当たる23.88μSvが記録されたが、「健康に影響を与える数値ではない」とコメントし被ばくの危険性について、県民に正確な情報を与えなかった。

・福島県庁内に設置されていたSPEEDI端末が震災直後から受信不能となった為、原子力安全技術センターは計算結果を電子メールで送信した。ところが、福島県災害対策本部は、受信した電子メール86通のうち、65通のデータを削除。残りのデータについても自治体や住民に情報を伝達しなかった。その為、各自治体は放射性物質の拡散方向を予測できないまま避難し、被ばくを避ける機会を奪われた。

・アメリカは米軍機で空間線量を測定し、汚染地図を作成。地図を外務省に提供したが、文科省と原子力安全・保安院はこれを握りつぶした。

・福島県は安定ヨウ素剤約200万錠を入手していた。県は3月14日原発から約50㎞圏内の全ての自治体に対し、40歳未満の住民一人当たり2錠を配布することを決定し、3月20日までに浜通り地区と中通り地区の市町村に約100万錠の安定ヨウ素剤を配布した。

三春町は町の判断で、3月15日から安定ヨウ素剤を配布し、服用させた。同日夕方、福島県は三春町に対し国からの指示がないことを理由に配布中止と回収の指示を出したが、三春町は従わなかった。
結果として、安定ヨウ素剤を服用できたのは、三春町民、双葉町民と福島県立医大付属病院のスタッフだけだった。
ヨウ素剤を配布したのに服用させなかった、原子力災害対策本部長と県知事は職務上の義務を怠っている。
 
・文科省は,福島県内の小学校の再開に当たって、原子力安全委員会と協議。原子力安全委員会は屋外で遊ばせることや空間線量が高い地域の再開を問題視。年20mSvも外部被ばくと内部被ばくを併せた基準にすべきと提言。 
しかし文科省はこうした声をねじ伏せる形で、校舎・校庭等の利用判断基準を年20mSvとした。
 
・山下俊一氏が放射線リスク管理アドバイザーに就任したが、その理由は、「妊婦や子どもたちをすぐに避難させるべき」「ヨウ素剤をすぐに飲ませるべき」といった声を封じ込めるためである。

山下氏は「100msv以下では明らかな発がんリスクは起こりません」と発言。発言は拡散され、県民に絶大な影響を及ぼした。それまで放射線の健康影響を心配していた県民の多くは、「100%安全です」や「放射線は心配することはない」といった話を聞き、「すっかり安心して」警戒心を解いてしまった。

問題発言の数々。「フクシマ、フクシマ、フクシマ、もう広島長崎は負けた。フクシマの名前の方が世界に冠たる響を持ちます。ピンチはチャンス」
「放射線の影響は、ニコニコわらっている人には来ません。クヨクヨしている人に来ます。これは明確な動物実験でわかっている」
「外でどんどん遊んでください」

・その後山下俊一氏に対して全ての役職から解任を求める県民署名が起こった。
2011年6月20日記者会見での中手聖一氏の発言。
《親の立場から許しがたいのは山下氏が『大丈夫だ』『子どもを外で遊ばせていい』という発言をくりかえしたこと。彼を信じて子どもを外で遊ばせた親たちは 今わが子を被ばくさせてしまったことへの後悔と罪悪感で苦しんでいる。県民の健康影響を調査する検討委員に山下氏は最もふさわしくない。》



これからの子ども脱被ばく裁判の進捗次第で、山下俊一氏を法廷で証人尋問できる可能性があります。子ども脱被ばく裁判を注視して頂き、ご支援をお願い致します!

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