3.5(土)新宿デモにご参加ありがとうございました!

3.5(土)新宿デモにご参加ありがとうございました!
3.5(土)新宿デモにご参加ありがとうございました!

2015年9月3日木曜日

第24回東電本店合同抗議に参加ー除染費用の1世帯1億3000万円は誰の手に?

201592() 第24回東電本店合同抗議 19002000
呼びかけ団体:たんぽぽ舎、テントひろば  賛同団体:東電株主訴訟他122団体 参加者約90
ツイキャスはhttp://twitcasting.tv/showering00/movie/197723740で。showering00さん配信有難うございます。実現ネットの訴えは18分あたりです。

ユープラン三輪さんの動画です。三輪さんありがとうございます。
こちらは九電東京本社前抗議もあります。
20150902 UPLAN 20140903 UPLAN 九州電力東京支社と東京電力本店抗議行動



「東京電力犯罪企業」「福島返せ」「きれいな水と空気を返せ」力強いシュプレヒコールから始まりました。
団体及び個人で参加の皆さんから東電への怒りの抗議、福島第一原発の情勢報告等がありました。
一部をご紹介いたします。

葛尾村から都内へ避難中、コジマさんから
コジマさんは葛尾村の自宅近辺で、除染済の土と除染されていない土を比較した実測調査を行っている。放射性物質の減少率は2330%の間、除染済でも70%の放射性物質が残留している。政府はこうした事実を無視して「避難指示解除」「賠償打ち切り」を狙う。高濃度の汚染地帯に家畜のように追い込もうとしている。実測調査する毎に放射線量が上がる。家屋の周り、道路の両脇20mのみの除染。山林は手つかず。天候次第で放射性物質が降りてくる。

除染費用は1世帯13000万円。407世帯で600億。この費用は誰の手に渡るのか?
放射能を減らす気があるのかどうかも疑わしい。

古里を追われ、仮設住宅に押し込まれ、その苦しみに対して「賠償打ち切り」が、与えられる唯一のものだとしたら人間扱いされていない。
(言葉を失います。ゼネコンを潤すだけの除染は直ちに辞めて頂きたい。被害者救済の為にだけ私たちの税金を使って欲しい!)

「たんぽぽ舎」山崎さんから
猛暑だったが、電力消費量は右肩下がりに下がり続けている。原発どころか、発電所増設も不要。川内原発再稼働は自滅の道を辿ることになる。
5検察審査会議決書で明るみに出た事実
・東電は2010年以前に津波対策の必要性を認識。100mを超える防潮堤の建設を内部で検討していた。
2009年株主総会で山崎さん等が「福島第一1、2、3号機」の廃炉を要求。要求が承認され運転停止になっていれば大災害は避けられた。
費用負担を避ける為、メンツの為に過酷事故を起こしたのに東電は責任を取らない。
 (こちらも驚きです。東電がケチらなければ事故は防げた!)

私達「脱被ばく実現ネット」は以下の告知とスピーチを行いました。

910日第2回口頭弁論応援バスツアー参加の呼びかけ

(スピーチ)
9月10日「子ども脱被ばく裁判」の第2回口頭弁論がある。子ども脱被ばく裁判はふたつの裁判を提訴しているが、このうちの「子ども人権裁判」で被告である福島県と市町村が請求の却下を求め、中間判決で門前払いされる可能性が出てきている。

「子ども人権裁判」では子ども達は安全な環境で教育を受ける権利がある事の確認を求めている。弁護団は安全な環境とは追加実行線量が年0.3msv以下の環境としている。
チェルノブイリの汚染の定義は年0.5msv以上。この0.5msvは外部被曝と内部被曝の合算。しかし、年0.5msvでもチェルノブイリでは深刻な健康被害が起こった。これを教訓とし、安全な環境を年0.3msv以下として、この数値を安全な環境と定義して子ども達が教育を受ける権利がある事の確認を求めている。

しかし、子ども達はこの4年半、年0.3msvとは全く無縁である過酷な環境で、学び生活してきた。原告の子どもたちの生活環境は全員が1平方メートル当たり4万ベクレル以上の汚染があり、放射線管理区域以上。一番土壌の汚染が酷い子どもでは18万ベクレル/㎡以上の数値があった。空間線量も毎時svを超える環境にいる子どもが多い。子ども達は防護服が必要な環境で4年半過ごしてきた。

そして、この「こども人権裁判」で訴えの利益が無いとして裁判を門前払いしようとしているのは、福島県と、子ども達を育んできた市町村である、川俣市、伊達市、福島市、いわき市、田村市など。
子ども達は自分たちの古里から、そのまま住み続けて被曝しなさいと言われている。子ども達を守ろうとしないのは、子ども達が実際に住んでいる市町村。
こんな酷い事は許されるものではない。
基本的人権も、生存権も、教育基本法や学校教育法の理念等もすべてが蔑ろにされている。子ども達の尊い命が全く守られていない。

こうした福島県と市町村に我々は負ける訳にはいかない。裁判を門前払いにする訳にはいかないという事を皆さんに強く訴えました。そして長期低線量被曝、内部被曝の危険性を正面から問う裁判はこの裁判しか無いという「子ども脱被ばく裁判」の重要性もアピールし、皆さんの支援をお願いしました。


2回口頭弁論の日が近付いています。宝である子ども達の命を守る為、避難実現の為に一丸となって裁判を応援していきましょう!

(伊藤 記)


0 件のコメント:

コメントを投稿