三輪さんいつも動画撮影・配信ありがとうございます。
20150712 UPLAN こども脱被ばく裁判 渋谷ハチ公前街宣
https://www.youtube.com/watch?v=jWFiSR7Oerw
chikapin1さん、ツイキャスありがとうございます。
http://twitcasting.tv/chikapin1/movie/183517327
他にも、動画撮影等してくださった皆さま、ありがとうございます。
以下、ボランティアからの報告です。
日没が遅くなり、明るくなったこと以外はいつもと変わらない渋谷の風景の中でアクションが行われました。
まず初めに司会者が内部被曝の危険性、950億円の新国立競技場のアーチ代があれば、たった80億円で済む今、全国各地に自主避難されているお母さん、お子さんの避難が十数年も出来ること、国、福島県、その他の近隣の県などが年間20ミリシーベルトという高濃度汚染地帯に人を住ませようという非人道的なことが行われようとしていることなどをアピールしました。
又他のボランティアは国が行おうとしている自主避難者の帰還(棄民)政策によって「ホームレスになるしかない」と話している方がいること。半減期が80日しかない放射性ヨウ素が現在も検出されている、そのことが福島第一原発事故は終息などしてなく、今も放射性物質を大気中に放出しているということの証明であること。大熊町では白血病でなくなる方がたくさんいて、ある福島の方の合言葉は「死なないでいこう」だということなどをアピールされました。
次に原告の今野さんがスピーチされました。
今野さんは、東電が経常利益を4000億円出しているのにたった80億円で出来る自主避難者の避難を継続をしようとせず、福島県に戻そうとしている、このままだと国民は国に殺されようとしているということ、国と福島県が責任のなすり合いをしていること、子どもたちを守るのは大人の責任であり、義務だ、ということなどをアピールしていました。
他のボランティアは、福島第一原発から海にセシウムやヨウ素だけではなく、ストロンチウム、プルトニウム、その他さまざまな放射性物質が毎日放出されていること。福島県の二巡目の検査で甲状腺ガンの疑いのある子どもが15人増えたが、この人たちは1巡目ではなんの問題もないとされた子どもたちでわずか2年でがんになった、これは由々しき事態であること。福島県が子どもの甲状腺ガンが多発していることをようやく認めたが、これは必要以上に検査したために発見されたものだと言っている。しかし元々甲状腺ガンは福島第一原発事故前は数十万に一人とか、年齢の小さい子どもでは100万人に一人という病気だったということなどをアピールされました。
次は元気なたどたどしい言葉使いのあんちゃん(私のことですが)のスピーチです。
新聞テレビは本当のことは何も報道しません、自分でネットなどで調べてください。国はあなたたちを助けません。助けるつもりなら高汚染の地に帰って来いなど言うはずがないです。「福島に住んでいないから関係ないと思わないでください」と訴えました。
最後に、除染された土を詰めたフレコンパックが大量に海沿いに並べられたドローンの映像が映され、津波が来れば除染されたこの土が海に流されてしまうこと、このようなことをするお金があったら福島の方を避難させたほうがいいのにということなどを話されていました。
その後「守ろう子どもたちを」を歌って渋谷アクションは終了しました。
アクションの中ではチラシ配布の他、「子ども脱被ばく裁判」の署名(中間判決による門前払いをさせない)のお願いをして、50名弱の署名が集まりました。
また通行人の方からのカンパもいただきました。
私自身はチラシ配りに集中していたので状況はあまりよく把握出来ていませんでしたが、立ち止まる方がいつもより多く感じ、また今後もボランティアの活動を頑張ろうと感じることが出来た渋谷アクションでした。
(白川記)
署名用紙PDFはこちら→「子ども脱被ばく裁判」への公正な審議・判決を求める 署名
「子ども脱被ばく裁判の会」からの呼びかけ文 → 呼びかけ文PDF
0 件のコメント:
コメントを投稿