3.5(土)新宿デモにご参加ありがとうございました!

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2015年3月3日火曜日

「チェルノブイリを生きたタチアナ母子の福島へのメッセージ」東京講演会


 
「チェルノブイリを生きたタチアナ母子の福島へのメッセージ」東京講演会が3月2日衆院議員会館で開かれました。


この講演会・シンポジウムは「子供の痛みをなくす」プロジェクト(小若順一代表)の企画でタチアナさん母子を招請して行われたイベントです。

 タチアナさんと小若順一さんのほか、寺澤政彦医師 (てらさわ小児科(仙台)院長、医学博士)、蔵田計成氏(環境ジャーナリスト)の講演があり、低線量被ばくの健康影響問題で緊急の対策が必要であり日本政府が取り組むべき課題、健診政策などについて改めて確認したところです。

 ・小若さんは、ウクライナで行った「痛みをなくすプロジェクト」の実験結果から食品規制は1Bq/kgでなければならないと指摘されました(日本政府基準の100分の1)。

 ・蔵田さんは、一般公衆被ばく限度の1mSv(国際基準)の意義について話され日本政府や専門家(重松逸造、長瀧重信、山下俊一ら)の犯罪性を説いていました。

 ・仙台市で小児科を開業されている寺澤医師のお話は、実際に行っている甲状腺検査、ホルモン血液検査の詳細や独自診療データによる説明があり大変参考になりました。

(実際のお話はUPLAN三輪さんのアップ画像をご参照ください(06:4032:20冒頭にあり

寺澤医師が強調されたことは、市民がためらわずかかりつけの医者に(放射能の)不安を口に出すこと、不安の声を上げていくことが重要だということでした(OurPlanetTV白石さんの「今後、市民、医師は何をすべきか」との問いに対し)。関東にいる人間も医師に対し「放射能」について話しにくい雰囲気がありますので勇気を出して声を上げていくことが重要と思いました。

 
最後に、公用でシンポジウムに参加できなかった山本太郎参院議員のメッセージが読み上げられましたので紹介いたします。

「被ばく問題は自分のライフワークであり、食品、避難問題はもちろん、甲状腺がんの多発状態に、これらが被ばくによるものどうか科学的見解が出せるように努力します。」

(以上 栗原さんより)

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