皆様、今年もよろしくお願いします。
本年1月6日水曜日東電本店前合同抗議から脱被ばく実現ネットの活動開始しました。
以下、ボランティアの伊藤さんからの報告です。
第28回東電本店合同抗議に参加
2016年1月6日(水) 第28回東電本店合同抗議 18:30~19:30
呼びかけ団体:たんぽぽ舎、テントひろば 賛同団体:東電株主訴訟他123団体
参加者150名
映像配信はUPLAN様から、いつも有難うございます。
https://youtu.be/jm73GNcjqrA当日の皆さんのスピーチ等をお伝えいたします。
浪江町で除染の仕事の経験があるが、原発とは全く異なる。除染は環境省の管轄で危険手当1万円が出る。原発は民民契約で危険手当は4,000円、0円、8,000円等バラバラ。自分は三次下請けで勤務していたが、下に行くほど給料は少なくなり、福利厚生もバラバラに。東電は関知しないというが、40年、50年と廃炉作業が続くのだから労働環境、福利厚生を含めて親身に面倒を見て欲しい。自分は年7.25mSv被曝し、白血病のリスクがある。被曝リスクを抱えた労働者を増やさない為にも再稼働は止めて欲しい。
世界で一番危険な福島第一原発がなんとかならない限り、日本の安全も無い。今も福島では大勢の皆さんが仮設住宅に住んでいる。東電に補償させるまで、責任追及を続ける。再稼働はさせない。一緒に闘っていく。
福島県内そして東京在住の避難者は狭く、壁が薄い厳しい住環境に居住している。しかも1年3か月後に援助を打ち切られる。軍事費に5兆円かけるなら、それを削り被害者に補償すべき。住宅支援打ち切りに反対し、避難者の権利を守っていく。
4月から電力自由化が始まる。都民の6割は東電以外を検討している。東電の利益の9割は家庭の電気。安価で原発以外の電気を選べるようになる。
しかし、経産省と電力会社は電源構成開示を義務化せず、自主開示にしている。全面的に開示すべき。しかも、大手電力会社は「新電力会社」に託送料を8~9%課している。大手は転んでもただでは起きない。
全国で再稼働が推進されているのは、東電が処罰されていないから。毎月1回のこの抗議を「川内、高浜、伊方」と連帯し、盛り上げていきましょう!
東京電力、あなた方がすべての元凶。6年目に入るのに「子ども達を被ばくから守ろう」と未だに言い続けなければならないのはオカシイ!責任はあなた達にある!
こどもは被ばくから守られて当たり前!東電を許してはならない!
「東京電力、恥を知れー!!」テツさんの熱いシュプレヒコールが轟きました。
◆木幡ますみさん、飛田晋秀さんの講演会開催
1月17日(日) 13時30分開演 脱被ばく実現ネット主催 JR渋谷駅新南口すぐの光塾
3月5日(土)デモ前アピール午後1時~ デモ出発予定午後2時~
集合場所 新宿駅東口 アルタ前広場
集合場所 新宿駅東口 アルタ前広場
12月1日福島地裁に於ける「子ども脱被ばく裁判」第3回口頭弁論の概要を報告。
しかし、弁護団はこれを回避する為、「安全な環境で教育を受ける権利を確認する」確認請求に「安全な環境で教育を実施せよ」という給付請求を加えて裁判に臨み、全力で門前払いを回避し、次回の口頭弁論に繋げた。
一方福島県は基本的主張を行った。唖然とするほどの無責任な内容。
「県には放射線量の情報を県民に提供する義務はない」
「学校を再開したのは、市町村教育委員会が決めたことで県は関知しない」等。
原発の過酷事故が起きたら、県は県民を守らない。鹿児島県や福井県でも過酷事故が起き、裁判になれば県は同様の主張をするだろう。
再稼働とはそういう結果を招く暴挙である事を原発立地県すべての人々に知って頂きたい。再稼働を許してはならない。
以上。
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