クリスマスシーズンに突入した渋谷はいつもに増して大変な人出でした。
最初はなかなかチラシをとっていただけませんでしたが、
「小児甲状腺がんが北茨城市でも3名でています」と話すと
「えっ、甲状腺がんだって!」と言いながらチラシを受け取りに来て下さる方や
若い男性がわざわざチラシを取りにきてくださるなどもありました。
ツイキャス等、映像を撮影してくださいました皆様、ありがとうございます。
chikapinさん、いつもツイキャスありがとうございます。
http://twitcasting.tv/chikapin1/movie/218410805
以下の報告は脱被ばく実現ネットボランティアの富塚さんです。
今日はボランティアの参加者が少ないように感じました。
それでも私にとっては初めての方が3人程いました。
一人の方はスピーチもしてくれました。
「チェルノブイリハート」という映画に関する話で、事故後数年たって生まれた子供にいろいろな障害を持った子供が多数生まれたということです。
頭、手足の異常のほか心臓の異常が多く、それがチェルノブイリハートという言葉の由来だそうです。
放射能は女性の卵子に濃縮する性質があり、低線量でも長い間には大きなベクレルになり、いろいろな器官に分列すべき卵細胞を破壊する結果異常成長が起こることのようです。
脱被ばく実現ネットのメンバーも発言しました。
東電フクシマ原発事故後来年の3月で5年たつので、いよいよ健康被害が誰の目にもわかるようになる時期です。
チェルノブイリの例を見れば子どもだけでなく、大人にも癌が増えると予想されます。
また福島県のみならず、宮城県、関東各県、東京にも健康被害が出てくるときであり、政府・福島県の強制帰還政策は非人道的政策です、という共通の発言がありました。
わたしは、最初のスピーカーでした。現在読んでいる広瀬隆さんの「東京が壊滅する日」という新しい本の前半部の内容を話しました。
アメリカが1951年から1958年まで、ネバダ州の砂漠で全部で97回行った地上核実験の結果東隣のユタ州で5年後から癌が多発した(1951年以前の3倍)という事実です。
セントジョージという町の市民が周りで癌になる人が非常に多いと気がついて、長年にわたって調査した結果を発表したが政府が認めず、ついに1982年裁判に訴えました。
一般市民だけでなく、核実験の時に行われた核戦争の訓練(核爆発直後にその場で敵と交戦する訓練)に参加した25万人の兵士も退役後癌になる人が多く出たそうです。
癌になった兵士の被ばく量は8.0~9.5mSvだったそうです。
この事実からも10mSv~20mSv/年の町に住み続けることがいかに危険か明らかです。
自主避難者への住宅補助打ち切り、強制帰還政策をやめさせましょう。避難の権利を勝ち取りましょう。
以上
(冨塚記)
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