第1回 ビデオ上映と原告報告会が行われました。
会にはネット情報やチラシを見て参加してくださった方も
おられ、いつも支援して下さっている3.11を忘れないin 静岡の方も
わざわざ遠いところを参加してくださいました。
ありがとうございました。
ユープランの三輪さんが動画配信してくださいました。ありがとうございます。
20150412 UPLAN 子ども脱被ばく裁判 原告の現状報告とビデオの視聴会
https://www.youtube.com/watch?v=9kneSrUobCI
最初に、
「子ども脱被ばく裁判 ここがポイント」の井戸弁護士へのインタビュー動画
を上映し、
次に2011年12月にNHKが放送した
「追跡 真相ファイル! 低線量被ばく ゆらぐ国際基準」を上映しました。
参加者からは、「裁判の内容をよくわかっていなかったので、井戸さんの
動画を見て大変よくわかった。」
「ICRPの実態はショックでした」などの感想が寄せられました。
休憩をはさんで、郡山市から川崎に母子避難されている原告の松本さんと
浪江から強制避難という形で避難され、現在、県内避難されている原告の今野さん
のお二人のお話を聞きました。
松本さんからは
「事故後に行政からの報告や指示など何もなかった。」「6月に子ども(当時小6)が鼻血を出した。前から同僚の子どもが鼻血を出したとは聞いていたがやはり、これは被ばくしているのではないかと思った。」
「町内会長さんが町内の放射線量を測ってくださり、自分の家の玄関先や駐車場の値を書いて、ポストに入れてくださった。玄関先は2.4μ㏜あった。」
「測定器を借りて自宅を測ったら、2階寝室は1.2μ㏜あった。」
「その数字がどの程度かよくわからなかったが、小出(裕章)先生の講演会や子ども福島のメーリングなどで、必死に情報収集する中で」「避難することを決めた」
など、政府が山下俊一氏を使い、「安全だ、安全だ」と宣伝する中で、
必死で真実の情報を集めたことを話されました。
今野さんは、
原発で30年働いて来た。集会でお母さんたちが必死に訴えているのを見て、自分が原発についての知識や経験を生かして、お母さんたちを助けなければならないと思い、原告になった。
行政は線量も測らず、高線量の所に避難所を作り、そこに移れというので、何度も役所にかけこんで訴えた。
今、国や県がやっていることはめちゃくちゃだ。
自分自身は半年後くらいから、1ヶ月に1回くらい鼻血が出るようになり、昨年始めくらいまで続いた。朝、顔を洗うと手が真っ赤になっていて、洗面台を見ると血だらけになっている。自分は事故当時2週間くらいは二本松で車上生活をしていて、その時に花粉を沢山吸ってしまった。朝起きると車が真っ黄色になるくらいのスギ花粉だった。初めて花粉症になった。放射能を沢山含んだ花粉を吸い込んだので、(影響が)もろに出るなと思った。
など大変具体的なお話をしてくださいました。
参加者からも活発な質問がされ、
アンケートには「貴重なお話をうかがうことができ、理解の助けになりました。継続して開催していただければと思います。」「このような会を何度もやったほうがよいと思います。」「今後ともできるだけ開いていただきたいです。」との感想が寄せられました。
スタッフも、松本さん、今野さんは渋谷の街宣に参加してくださっており、
お話を聞いたことはありますが、今回はじっくりとお話を聞くことができ
初めてお聞きすることなども多く、大変良かったとの感想を述べていました。
今後も、光塾でのこのような会を開催していく予定です。
ブログ、Facebook等でご案内いたしますので、
ぜひ、ご参加ください。
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