3.5(土)新宿デモにご参加ありがとうございました!

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2016年6月13日月曜日

6.12 新宿アルタ前街頭宣伝 放射能被害は関東・東京にも!

6月12日(日)新宿アルタ前での街宣の報告です。

ユープラン三輪さん、動画配信ありがとうございます。


また、こちらはメンバーの大庭さんによる各発言者ごとの動画です。
---
飛田晋秀さんの南相馬の写真
https://www.youtube.com/watch?v=KVq6qp4TD7w

帰還を促す政治家は自分の子供とともに福島に引越す覚悟があるのでしょうか
https://www.youtube.com/watch?v=Nf7qZvNFAbE

私たちが声を上げなければ政治は何も変わりません
https://www.youtube.com/watch?v=EFIxFJOPe8c

飛入りで話させてもらいます (毎週日曜日にアルタ前で街頭宣伝してる方)
https://www.youtube.com/watch?v=B6YDgZsxDGc

首相官邸前で抗議活動を開催します(6月17日17:00から)
https://www.youtube.com/watch?v=JSHJ8ibiIfs

福島県、国の発言はあまりにも子ども達をないがしろにしています
https://www.youtube.com/watch?v=IMOjMTw1OwY

福島県だけが「年間1ミリシーベルトの法律を守らなくてよい」とはなんですか!
https://www.youtube.com/watch?v=m3VBik8B6MU

発表された172人の小児甲状線がんは福島県だけの問題なのか考えて欲しい
https://www.youtube.com/watch?v=t_WGu0AgQRo



以下、ボランティアからの報告です。

「福島では甲状腺がんは172人(疑い含む)に!北茨城市でも3人!」

6月12日脱被ばく実現ネットの日曜アクション新宿アルタ前街頭宣伝に参加しました。

 午後4時ころの新宿アルタ前広場では3団体が街頭宣伝をしていました。

歌舞伎町寄りでは東京都保育問題協議会が「国の予算の大幅増額で、賃金アップと基準改善で保育士 増やそう!保育所増やして待機児なくそう!」とアピールしていました。線路寄りでは「戦争法案廃案!憲法改悪阻止!」をアピールしていました。

この戦争法案反対のグループの一人が我が集会に参加して連帯の挨拶をしてくれました。
 
 

時々脱被ばく実現ネットの集会を隣で見ていて、応援したいと思っていたそうです。

 そのほかにアピールをしてくれたのは、東電福島第一原発の事故と現状に詳しい人で、時々街頭宣伝に参加してくれる人です。事故は収束しておらず、毎日放射能が出続けていること、数千人の被ばく労働者が働いていること、汚染水はたまり続けていること等々。

 別の応援の人や脱被ばく実現ネットのメンバーからは、「福島は今でも高い放射能に汚染されており、葛尾村などで避難指示が続々解除されていることは政府の殺人行為である」という発言が相次ぎました。年間20ミリシーベルトの場所に帰れば、5年で100ミリシーベルトを浴びて、健康被害が心配されます。福島のみならず、事故前に比べて千倍も一万倍も高い放射能濃度の食品を食べている関東・首都圏の私達も安全ではありません。

 政府・福島県がこれまで主張してきた「甲状腺がんの多発は原発事故由来とは考えにくい」との根拠とした4つの理由は今回の発表ですべて否定されました。
スクリーニング効果、過剰診断、チェルノブイリよりもまき散らされた放射能の量が少ない、そして福島では事故時5歳以下の子度に甲状腺がんが出ていない、すべて事実で否定されました。

 チェルノブイリ事故では甲状腺がんが事故由来であるとIAEAも認めました。事故後一年たってから(放射性ヨウ素が消えてから)生まれた子供には甲状腺がんがきわめて少ないという事実が分かったからでした。IAEAが認めた事実を否定しているのは、日本だけです。

 すでに東京は安全と思っている人が多いようですが、福島と同様にがんやその他の健康被害が目に見えて増えるのはこれからと思われます。春には杉などの花粉に載って濃縮されたセシウム等が飛んできました。夏になるとバイオアエロゾル(真菌の胞子など)が放射能を運んできます。子どもも大人も花粉を遮るマスクが必要です。内部被ばくが心配です。

バイオアエロゾルによる放射性セシウムの再飛散については、下記著書および一郎ちゃんのブログ6月1日をご覧ください。(渡辺悦司氏 論考集(1):「帰還政策の恐るべき危険」)

「放射線被曝の争点 福島原発事故の健康被害はないのか」

渡辺悦司、遠藤順子、山田幸作共著 緑風出版 2016年5月出版
 
(冨塚記)

2016年6月11日土曜日

6.17官邸前「福島の小児甲状腺がんが172人に増加を受け、緊急集会」

6月6日に行われた福島県「県民健康調査」検討委員会において、通常では百万人に1・2名とされた小児甲状腺がんが福島県内(約30万人の調査・疑い含む)で172人となりました。
また、宮城県において唯一甲状腺の検査を行った丸森町でも2名のがん及び疑い患者が出ており、北茨城市の調査においても3名が甲状腺がんと診断されています。
(赤字は6月6日発表分を追加したもの:脱被ばく実現ネット)

それを受けて国の責任で子ども達を避難させよ!と内閣府に要求書を提出します!



6月17日(金)17時~18時@首相官邸前(国会記者会館前路上)

<最寄駅>地下鉄丸ノ内線・千代田線「国会議事堂前」駅

主催 脱被ばく実現ネットhttp://fukusima-sokai.blogspot.jp/
★内閣府に対し要望書を提出します
★定例の文科省抗議は中止します

6月6日、第23回福島県「県民健康調査」検討委員会が開かれました。甲状腺がん及び
「その疑いあり」の子どもが前回調査の166名から172名に増えました。
また、今回は事故当時5歳の男児が加わりました。最年少が事故当時6歳から5歳になりました。
しかし福島原発事故による放射線の影響について記者が質問しても、星北斗座長
を始め委員会は「影響は考えにくい」と繰り返すばかり。
311甲状腺がん患者の会からの質問状にどう答えるのかについても
誠意ある回答が得られません。委員会の文字起こしはhttp://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-4648.html
また今回の被害者の増加の報道量自体も以前に比べかなり減っています。
しかし確実に被害者が増え続けており、委員会と国の隠ぺいや時間稼ぎは許されません。

また、宮城県南部の丸森町でも新たに2名の子どもが甲状腺がんと診断されました。
関東でも北茨城市で3名が診断されており、確実に関東や東北全体に被害が拡大しています。
こうした中、福島の甲状腺がん患者の20歳の女性が勇気を出してAP通信で被害を発言しました。
http://bigstory.ap.org/2311e999708d48c491efde5154514ef9?nc=1465284917800
また私達も6月2日に上智大学で「若者と放射能―関東の汚染はどうなっているのか?」
集会を開催し、多くの学生を含む100人もの参加者が熱心に学習・議論しました。
確実に関心と怒りの声が高まっています。

そこで、福島原発事故と被害者救済の最大の責任者である首相官邸に対し抗議要求行動を行います。
被害の隠ぺいをやめ、最大限の医療・生活支援を行い、子どもたちを国の責任で避難させることを要求書で提出します。

もともとの問題は、加害者である国家が国策として積極的に救済に取り組むべきなのに、地元自治体に押し付け、なおかつ積極的救済ではなく甲状腺に限定して見守りという名の
調査にとどめている事です。これはチェルノブイリ事故時にも行われた国際的な隠ぺいです。事故直後から現地入りしたのは、本来人々の命と健康を守ることをミッションとするWHOではなく、原発を推進するIAEAでした。
IAEAは事故直後から「チェルノブイリのような事故が毎年起こっても我々はびくともしない」と断言しています。そのためには、チェルノブイリ事故で唯一認められた「事故と小児甲状腺の因果関係」がとても邪魔でした。
そこで、福島原発事故でも、IAEAは自分たちの信念を貫徹させるために、この邪魔ものを取り除くことにしたのです。そこで日本政府は「事故と小児甲状腺の因果関係」すら
明確な根拠もなしに否定する立場を福島県に取らせています。

これはもはや「福島の犯罪」と呼ぶほかないものです。
しかしこの事実はまだ多くの人に知られていません。そこで社会化するためにも首相官邸に
抗議集会を行います。多くの参加が必要です。ぜひ、ご参加・ご協力をお願いします!


========(参考:内閣府への抗議要請書)===========
★以下、当日内閣府に提出・回答を求める抗議要請書です★
 
内閣総理大臣 安倍晋三様
厚生労働大臣 塩崎恭久様
福島県知事 内堀雅雄様
「県民健康調査」検討委員会座長 星北斗様
 
 
2016年6月17日
市民団体「脱被ばく実現ネット」
連絡先:090-8494-3856(岡田)
FAX:048-853-4373

   第23回福島県「県民健康調査」検討委員会の発表を受けての抗議要請書


・福島県の甲状腺がんについては、福島県「県民健康調査」検討委員会でも 「数十倍のオーダーで多い」としている。 政府は「福島原発事故と無関係」という立場を止め、事故の責任者として小児甲状腺がん以外も含めた県民の健康調査を行い、福島県民の命と健康を保障すること。
・検査で見つかった患者に最大限の医療保障を行うこと。
・政府は年間1ミリシーベルト以下という事故前からの被ばく線量基準を守り、これに照らし合わせて安全策をとること。
・放射線管理区域と同等以上の汚染地域に住む人たちの避難の権利を認め、避難希望者を国の責任と費用で避難させること。
・福島県からの避難者の住宅支援打ち切り策を撤回すること。
・福島県のみならず、福島原発により汚染された地域(関東を含むその他隣県)での健康調査を行うこと。
・原子炉等規制法(再利用の基準は100ベクレル/kg以下)を守り、全国に健康被害を
もたらす恐れのある8000ベクレル/kg以下の除染土の再利用を止めること。
・世界標準の避難基準を定めた世界最初の人権宣言であるチェルノブイリ法を我が国でも制定すべき時期に来ている。放射能災害に対して人々の命と健康と暮らしを保障するための、この法制定についてどのように考えているのか。
・国は情報を隠さず、原発事故後の生活について、放射能に対する警戒を喚起する周知を広く行い、被ばくを避けるための学習の場を設けること。
以上について、2016年7月1日(金)までにFAXで回答してください。
 

2016年6月6日月曜日

第23回福島県「県民健康調査」検討委員会 甲状腺がんおよび疑い172人に 新たに事故当時5歳児も

6月6日、第23回福島県「県民健康調査」検討委員会が開かれました。

OurPlanet-TVさんが中継してくださいました。(アーカイブ動画あります)
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2049

おしどりマコさんもツイキャス中継してくださいました。
http://twitcasting.tv/makomelo/movie/277373911

今回の発表では甲状腺がんおよび疑いの方が2月発表よりも6名増加、
いわゆる先行調査と合わせて172名(良性1名除く)となりました。
(本格調査)の結果↓


(先行調査)の結果↓



6名のうちA1判定からの方が3名。
甲状腺がんは進行が遅いなど言っていたがそれについて朝日新聞の記者が
質問していますが、答えはうやむや。

また、今回は事故当時5歳の男児が加わりました。
最年少が事故当時6歳から5歳に。
10歳の子が手術を受けるのを考えると胸が詰まります。
この件についても放射線の影響について質問されましたが、
やはりうやむやです。

311甲状腺がん患者の会からの質問状にどう答えるのかについても
誠意ある回答が得られませんでした。

検討委員会の人たちはこれらの子ども達に真摯に向き合っての
発言なのか、大変疑問です。

この質問やりとりについて

みんな楽しくHappyがいい さんブログが

早速、文字おこしをしてくださっています。

      ↓






第23回福島県「県民健康調査」検討委員会の資料は


そのうち、今回増えた甲状腺がん、および疑いの細胞診結果の部分は
こちら↓の5・6ページです。



上記のアドレスですが、2016年8月5日現在見当たらないとなり、
探したところ
福島県のホームページが変更されているようでこちらで見られます。
http://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/kenkocyosa-kentoiinkai.html

こうやって隠していくんでしょうね。

またこの調査については
放射線医学県民健康管理センターに
集中して掲載されています。

県民健康調査の資料はこちらです。放射線医学県民健康管理センター↓


2016年6月4日土曜日

6月2日 上智大学にて開催 「若者と放射能」講演会 大盛況でした。

昨日(6月2日)上智大学で「若者と放射能-関東の汚染はどうなっているのか-」講演会が開催されました。参加の皆様、ありがとうございました。

また、情報を拡散してくださった皆様、ありがとうございました。







お蔭様で100席が満席となり、資料100部がすべて配布されました。

今回は上智大学の学生さんを始め、若い皆さんの参加が多かったことも大変
嬉しいことでした。上智大学新聞部の皆さんも取材に来てくださいました。
主催の上智大学グローバル・コンサーン研究所・稲葉先生、ありがとうございました!
また、山形から参加してくださった学生さんもおられました。


すでに、ユープラン三輪さんが動画配信してくださいました。
また、ボランティアメンバーによる各人ごとの動画も配信されました。

20160602 UPLAN 崎山比早子「若者と放射能―関東の汚染はどうなっているのか?」



各人ごとの動画一覧
開催のあいさつ
https://www.youtube.com/watch?v=Z23spKyEcbI

講演:低線量被ばくによる健康被害 (崎山比早子さん)
https://www.youtube.com/watch?v=-ZcSk2mxS7Y

これまでの常識が全てひっくりかえるのが原発事故です
https://www.youtube.com/watch?v=lik6U0fnlPI

関東の汚染について
https://www.youtube.com/watch?v=kT2qW_lsBfo

原発事故後に県外に避難された方の話
https://www.youtube.com/watch?v=HV8-Qb-FsHI

福島に住み続けている被害者の話
https://www.youtube.com/watch?v=HG_l1tnlPUI

講演に対する質疑応答
https://www.youtube.com/watch?v=91T_Z-o641A

脱被ばく実現ネットの活動について
https://www.youtube.com/watch?v=ljXftCPu4ts
---


「低線量被ばくによる健康被害」の講演をしてくださった崎山先生は
放射線によるDNA損傷が通常の損傷とどのように違うかなど、
大変わかりやすく説明してくださいましたので
参加されなかった皆様もぜひ動画をごらんください。
崎山さんは放射能安全宣伝が行われていること、それにより
危険な放射能への警戒心を解いてしまうことが一番問題であること
なども話されました。


学生さんに参加していただくため、平日の授業が終わった時間からの
開催だったため、時間が短く、関東の汚染についての説明時間が不十分で、
また質問に答えていただく時間も足りなかったことなど、
不十分なところがあり申し訳ありませんでした。

今後の課題として、検討いたしますのでご了承ください。

また、時間がなかったため答えていただくことができなかった質問と
アンケート内容について、できるだけ近日中にブログにアップしたいと思います。
しばらくお待ちください。

また、福島在住(県内避難者)の今野さんが昨日の講演会の中で紹介した、
浪江町の自宅に一時帰宅したときの動画は以下になります。
1分すぎあたり、奇形のトンボが2匹、こういうものが容易に見つかる場所はまだ、立ち入り禁止区域ではありません。放射性物質の入った黒い袋がところどころにある道。
7分あたりから白い紙製の服などをつけてご自宅へ入ります。
立派なお宅を出て、仮設住宅に住まなければならない現実を淡々と説明されていますが、心のうちを思うと胸が痛みます。これが放射能被害の現実です。



20160525 UPLAN 福島浪江・ある一時帰宅
【UPLAN】 5年と2ヵ月が経った2016年5月25日、坊鼠剤を撒くために一時帰宅する浪江からの避難民に同行。
帰途、請戸の防波堤工事現場に立ち寄ったもの。
youtube.com


余談ですが、講演が始まる前にある女性が四谷名物という鯛焼きを10匹も差し入れしてくださいました。
アツアツをいただきたかったのですが、開演まで時間がなかったので、終了後、崎山先生やスタッフや残っていた皆さんで半分ずついただきました。とてもおいしかったです。
お心遣いが大変うれしかったです。ありがとうございました。

(山田記)

2016年6月2日木曜日

5月29日 新宿アルタ前アクション 92マイクロ㏜の場所で働く衝撃の事実


5月29日 脱被ばく実現ネット日曜アクションの報告

 新宿歩行者天国に来られる方への街頭宣伝を5月29日の午後4時から行ないました。


 今回からアルタ広場前に拠点を移すことになっていたのですが、行ってみると人が溢れて街頭宣伝ができるような雰囲気ではありませんでした。たまたま、日本ダービ-の開催日で、かつレースの出走時間と街頭宣伝の開始時間がほぼ同じで、更にアルタの屋外ディスプレーは競馬のテレビ中継を映していたのです。そのため、皆さんはテレビに釘付けになっており、大混雑でした。この状態はテレビ放送が終わるまで続き、開催時間が少し遅れました。


 最初のスピーチでは、6月2日に上智大学で開催される崎山比早子さんの講演会への参加の促しでした。講演会では放射能被害について詳しい先生に来ていただき、関東も安全ではないことや若者にとって放射能汚染を避けていかなくていけないなどを、お話し頂くことになっていることを伝えました。


 次に第5回子ども脱被ばく裁判が福島地方裁判所で5月26日に開催され、実質審議の可能性が見えてきたことを伝えました。この裁判では被告の国や地方自治体が、実質審議に入ると不都合な証言をせざるをえなくなるため門前払いをするように裁判官に働きかけてきましたが、原告の皆様と弁護団のがんばりや皆様の署名運動で、それが回避できたことをアピールしました。

動画撮影してくださった、デモクラシーサンデーさん、ありがとうございます。

↓






★ 子ども脱被ばく裁判はやっと実質審議に入る状況になりました
★福島で92マイクロ㏜の場所があった。そこで働く人がいる衝撃

次のスピーチでは、写真家の飛田晋秀さんの写真を提示しながら、福島では墓参りにも放射線防護の服を着て墓参りをする必要があることや、92マイクロシーベルもある大変危険な高放射線の場所で鉛の板を貼り付けた小屋に詰めて交通監視を行う方が居る現実などを説明しました。

 次のスピーチでは、NHKの会長は政府の発表以外には原発事故については伝えないとしており、戦争中の大本営発表と同じく不都合な情報は報道しない状況になっていることを伝えました。

★原発いやだ、放射のいやだと、声を上げましょう

 さらに、「周囲では若い人の突然死や心臓病が増えています。人ごとではありません。皆さんのお子さん、お孫さんにも放射能は降っています。みなさん、放射能に関心を持ってください」などとアピールをしました。


★チラシには皆さんの健康に関することが書かれています





★福島の本当の応援は国や東電が原発事故の補償するようにと言うことです


 

★脱被ばく実現ネットで検索してください

 次のスピーチでは、チラシには原発事故後の食品の基準値を示しているが、それ以前に私どもの食べていた食品の状況についての情報を国民に知らせようとしていません。また、アメリカは福島県の米や野菜、魚などを輸入停止にしていることなど、配布しているチラシにはメディアが決して言わない重要な情報が書かれていると、チラシの受取りを促しました。
 (文・各スピーカーごとの動画撮影 大庭)

2016年5月30日月曜日

子ども脱被ばく裁判 法廷内の様子をレポート

5月26日に福島地裁で開かれた子ども脱被ばく裁判第5回口頭弁論の法廷での様子などを、脱被ばく実現ネットの参加者が臨場感あふれるレポートにしてくれました。


被告側の国と自治体の代理人は33名にものぼり、被告側の席が足りずに傍聴席に12名もが座ったそうです。彼らにとっても負けられないという、それほど重視している裁判ということです。
 
松岡さん、富塚さんのレポートをごらんください。

★ユープラン三輪さんが動画をアップしてくださったので、追加いたしました。


20160526 UPLAN【前半・報告会】
人見やよい「やいちゃんのヨーロッパ弾丸ツァー(子ども脱被ばく裁判報告集会)」
 
 
 
200160526 UPLAN 【期日前集会・記者会見・意見交換会】子ども脱被ばく裁判
 






★以下松岡さんのレポート


 閉廷後の記者会見で井戸弁護団長は、これまでの裁判の進捗状況と本日の裁判を説明しました。


「原告側が3通の準備書面をだしたこと

 今回、親子裁判で国からの初めて書面がでたこと。

・国はモニタリングやスピーディの情報を国民に提供する義務はない。

・2011年4月19日の年20ミリシーベルト以下で学校再開容認の通知は、たんなる文科省の見解であり強制ではない。県や市町村は、学校再開を独自に決めればいいのだ。

・国はICRP基準に従って指示をだしている。だから安全――と言うのがおおよその主旨。

 ところで、今日の裁判のポイントは、子ども人権裁判の門前払いが決定されるかもしれないという点で、実は気が気ではなかった。

 開廷前の進行協議で尋ねても、金沢裁判長ははっきり答えない。禅問答みたいだった。

 子ども人権裁判に我々が出した3つの訴訟すべてを適法・却下とはいえない。一部不適法、一部適法となるだろう。(一部の請求は、訴訟要件を欠き、違法であるから却下しても、一部の請求については訴訟要件を備えており、適法であるという判断になることがあり得るということ)。却下したものについて原告は仙台高裁に控訴するだろうから、同じ訴訟を並行して2つの裁判所で審議することになる。
 
 そうなれば原告被告ともに負担がかかる…被告は今までの通り中間判決を求めるか否か再検討してほしい・・・つまり、金沢裁判長は、このまま中身に入ろうと考えているようだ。裁判所の方針が転換がされたようだ。却下の危機は乗り越えられたといっていいようだ。これを皆さんに言いたくて言いたくて、やっと今言えました。」
と破顔一笑。記者会見に同席した私たちもよかった、よかったと割れんばかりの拍手。

記者から質問が出ました。

「国は、スピーディなどの情報を提供する義務はないと反論しているが、その根拠は何か?」

「『原子力災害法』の『原子力緊急事態宣言その他原子力災害に関する情報の伝達』から行政がいろいろ解釈を付けていることに拠る」と井戸弁護士。

 でもなあ、地震の時、気象庁はすぐ津波情報を報道する、万が一原発が爆発したら、放射能雲がどちらに流れるか、気象庁なりに報じてもらわなくてはならない。福島原発過酷事故で多くの人をむざむざ大量の被ばくをさせてしまって、肝に銘じた教訓ではないですか。よく言えるもんだ。

 

光前弁護士が
「国の主張は、国はICRPの基準に従っている、スピーディやモニタリングの情報をださなかったが、ICRPが安全と言っている数値内だから、大丈夫だと言うのです。スピーディの情報を出さなかったことで、原告にどんな被害あったのか、20ミリで学校再開して、原告はどんな損害を受けたのかと我々に問うている。我々は原告一人一人に具体的に被害の実態を聞いたり、陳述書を書いてもらったりして書面を作る必要がある。

政府はICRPの安全基準だから大丈夫と主張する。政府が頑として子どもたちを福島に留め置いて、避難させない根拠なのであり、子ども人権裁判の争点そのものなのだ。ICRPの基準でいいのかというところを裁判の場で大いに論議するのは我々としても望むところです」と明快な回答でした。

 

 原告Aさんの陳述
「2011年に除染されたけど、今自宅の周辺を測ると0.5μ㏜。今でも、条件が許すなら、娘を避難させたい。原発事故前は、春には山菜、夏は母が作る野菜、新鮮でみずみずしい食材に囲まれていた。もうそのような生活は帰って来ません」と切々と訴えました。

原告Bさんの陳述、「中学の娘を母子避難させたが、娘は友だちを見捨てて自分だけ避難していいのかという罪悪感に苦しみ、新しい学校にはなじめず不登校になった。福島に帰りたいという娘を説得して松本へ再度転居。2013年4月、福島の子どもたちを松本に呼び、寮生活をしながら地域の学校に通う松本留学プロジェクトを立ち上げた。福島からの8名の子どもたちを迎えスタートした。政府が国策として進めた原発事故のせいで、いまなお高濃度汚染エリアで数十万の子どもが暮らしている。この事実を直視し対策をとるのは、政府の責任ではないか」と迫りました。
 

 裁判所前での集会での原告のKさんのスピーチ
「先週金曜日『故郷を返せ』という津島訴訟が郡山地裁であった。津島は私の実家があり応援に行った。久しぶりに地元の人達が一堂に会し、もう、みんな涙、涙です。原発に土地や家、畑を奪われたのも悔しいけれど、それよりもっともっと悔しいのは自分たちのコミュニティと家族の暮しが破壊されたことです。取り返しがつかないのです。私の親戚一家は、祖父母、父母、子ども、孫、4世代で暮らしていたんです。今はばらばら。もう元の生活には戻れない…それが一番くやしいです」聞いていて、福島の人達が耐え続けている無念さに胸が詰まりました。


 午前中の学習会、人見やよいさんの「ヨーロッパ講演報告」も魅力的でぐいぐい惹きつけられました。
 ヨーロッパ各地で暮らす日本人がその地でかかわる反原発運動のネットワークがあり、各地で呼ばれ講演をした。ドイツ・シェーナウ訪問、ベラルーシの保養所見学の報告でした。「シェーナウの住民たちの柔軟な発想、行動力、電力会社から送電線網を購入するのに必要な4億円を集めるため、全国に新聞広告で寄付を呼びかけた『原発きらわれ者キャンペーン』。町の人が一人一人自分の写真を載せ、自己紹介、趣味は庭いじりそして原発きらわれ者・・それで見事4億円が集まったという。対立するのではなく、どうやったら、相手にわかってもらえるか・・・知恵を絞ったというところを学びたい。ヨーロッパでもダメな部分はある、だけど、ダメな部分を暴走させない、そんなとき、すぐ立ち上がって、ブレーキを踏み、止める市民たちが存在しているつよさ。日本人は、そこで傍観し、勢いのある方に流されてしまうところがあるのではないかと思った」と語り、考えさせられました。

 

 脱被ばく実現ネットから参加した4人は、9時40分に福島に着き、駅前の広場で30分程、子ども脱被ばく裁判のリーフレットを挟んだちばてつやさんのイラスト入りのチラシを配りました。皆さん、快く受け取ってくれて、嬉しかったです。150枚撒けました。

 

 
 
★以下富塚さんのレポート
 
 2016年5月26日子ども脱被ばく裁判第5回口頭弁論を傍聴しました。
 
 前回2月25日第4回口頭弁論後の状況では「子ども人権裁判」が「親子裁判」から分離されて棄却(門前払い)される危険性がありましたが、今回は裁判後の集会でその危険性はほとんどなくなったという弁護士さんの話があり、みなで喜びました。

 (子ども人権裁判は、放射能汚染の少ない場所で教育させよという市町村に対する要求、親子裁判は無用の被ばくをさせた国・県の責任を追及する裁判)

 12月1日の第3回口頭弁論の時は「子ども人権裁判」棄却という「判決」が出そうになり、光前弁護士さんたちが緊急発言を行って辛くも食い止めたという記憶があります。裁判長が徐々に原告のほうを向くようになってきたと井戸弁護士もおっしゃっていました。

 その間弁護団は反論を提出し大学教官等専門家の協力による資料も多数そろえました。今回は古川弁護士が児玉龍彦東京大学先端科学技術研究センター教授にインタビューした意見書を提出・説明しました。国(文科省)がスピーディーの情報を住民に提供しなかったことに責任ないという主張に反論したものです。またスピーディー計算に信頼性がないという主張にも反論しています。

 意見書ではモニタリングによるデータ取得と計算予測は相補的であり、実際に行われたモニタリングと予測・評価をすべきだったのに何もやらなかったと述べています。そして、その不作為は23年当時の防災基本計画と環境放射線モニタリング指針に明白に違反していると断罪しています。

 裁判官も一般の人々と同様に知識不足で、通常は政府・行政寄りの考えのようですが、原告側が専門家の意見を提出することで徐々に考えを変える可能性のあることがわかりました。
 
 そして今回裁判官を変えた大きな要因の一つは原告の陳述ではないかと思います。すでに合計10人くらいの原告が法廷で思いを述べました。子供が吐き気・下痢・大量の鼻血をだすという状態が続き、家の内外の空間放射線量が高いということを知り、避難を決断するに行ったという苦渋の選択を述べました。避難できない原告はしたくてもできない現状と思いを述べました。
 
 避難してもしなくとも子どもの将来に不安を抱えています。マスクを外さない子供、弁当を持参して給食を食べない子供が担任の先生にいじめられたという陳述もありました。
 
 避難先で子供が新しい友達ができず不登校になり、福島の故郷に帰る前に避難先を変えて状態が改善されたという話もありました。新しい避難先が福島からの避難者に理解のある松本市でよかったと言っています。せめて子どもだけでも避難させようという松本子ども留学基金の活動も重要だと思います。子ども留学も保養も本来は原発事故の責任者である国が行うべきことです(これも原告の意見です)。

 今回脱被ばく実現ネットはバスの手配ができず4人のボランティアが新幹線で行きました。集会場に行く前に福島駅前で2種類チラシを撒きました。いつものように市民の受け取りがよく、「こうした裁判をもっと早くやってほしかった」という声もありました。

以上

2016年5月28日 冨塚元夫







2016年5月29日日曜日

子ども脱被ばく裁判 第5回口頭弁論期日報告

皆様、子ども脱被ばく裁判第5回口頭弁論についての井戸弁護団長の報告です。


2016年5月27日
第5回口頭弁論期日報告

弁護団長  井 戸 謙 一

1 第三次提訴
  2016年5月10日、第三次提訴を行いました。子ども人権裁判には、新たに3名の子供たちが、親子裁判には新たに27名の親子が原告に名乗りをあげました。

2 進行協議期日(2016年5月26日午後2時)
  口頭弁論期日に先立ち、進行協議期日が開かれました。席上、裁判官は、第三次提訴があったので、これを第一次提訴・第二次提訴分と併合審理する予定であること、したがって、行政訴訟部分(「子ども人権裁判」のことです。)を国家賠償訴訟部分(「親子裁判」のことです。)から分離して判決をするか否かは、第三次訴訟を併合してから決めることを述べ、「本日の口頭弁論期日では、分離はしない」という方針を明らかにしました。その上で、裁判長は、次のように発言しました。
「行政訴訟部分の原告らの請求は、多岐にわたっており、問題となっている「訴訟要件」も同一ではない(被告市町村は、子ども人権裁判は、『訴状要件』が欠けているから門前払い却下すべきだと主張しています。)。裁判所が、行政訴訟部分を分離して判決した場合、結論がすべての請求について同一になるとは限らない(一部の請求は、訴訟要件を欠き、違法であるから却下しても、一部の請求については訴訟要件を備えており、適法であるという判断になることがあり得るということ)。その場合、原告は、却下された請求については、控訴するだろうから(適法な請求は、福島地裁で審理が続けられるので)、子ども人権裁判が、仙台高裁と福島地裁の双方で同時に審理されることになる。こうなると、原告も被告も負担が大きい。従前、被告市町村は、行政訴訟部分を分離して判決することを裁判所に求めており、裁判所もそのつもりであった。しかし、上記のような事態が生じ得るのだから、被告市町村には、行政訴訟部分の分離・判決を裁判所に求めるのか、再検討してほしい。」
裁判長は、要するに、「行政訴訟部分(子ども人権裁判)を分離・判決しても、すべての請求について訴訟要件がないとして却下するという判断はできないと考えている。そうなると、分離・判決をする意味がないので、被告市町村は、裁判所に対し、分離・判決を求める意見を撤回してほしい。」と、暗に求めたのだと理解できます。
これで、子ども人権裁判について、少なくともすべての請求が却下されるという心配は事実上なくなり、実体の審理(行政が、希望する子どもたちを今よりも安全な地域で教育する義務があるか)に入ることができることがほぼ確実になりました。たくさんの方々のご尽力により、全国から多数の署名と要請ハガキを寄せていただいたこと、原告の人たちが口頭弁論の都度、裁判官に対して直接訴え続けたことが実を結んだものと思います。なお、最終的な決定は、次回になされます。

3 口頭弁論期日(2016年5月26日午後3時)
口頭弁論において、原告側は、準備書面(11)、(12)、(13)を陳述しました。準備書面(11)は、子ども人権裁判の請求が訴訟要件を備えている旨を主張したものです。準備書面(12)は、東大の児玉龍彦教授に作成していただいた意見書に基づいて、スピーディやモニタリングデータ等の情報を隠ぺいした国の不作為を断罪したものです。児玉教授は、意見書で、特に文科省の無為無策を厳しく追及しておられます。準備書面(13)は、安定ヨウ素剤を服用させなかったことの違法主張の追加であり、1999年にウクライナの内分泌代謝研究所所長のトロンコ氏が発表した論文では、小児甲状腺がんになった子どもたちの甲状腺吸収線量は、100mSv以下が過半数であり、36%の子供たちは50mSv以下、15%の子供たちは10mSv以下であったことが分かっており、これを踏まえてWHOは、安定ヨウ素剤服用の基準を小児甲状腺等価線量10mSvに引き下げたのだから、100mSvのまま放置していた日本の基準は、高すぎて違法である、等と主張したものです。
他方、被告国からは、長期低線量被ばくの健康リスクについて、本格的な主張が出てきました。長期低線量被ばくによる健康被害は、発がん以外にはなく、発がんのリスク増加も100mSvを超えない限り、認められていないとし、ICRPの2007年勧告は正当であって、国は、これに従ったものであって何ら問題はないというのです。そして、国には、モニタリングデータを住民に提供する法的義務はない、20mSv通知は、指導助言にすぎず、これに従うか否かは、福島県の判断に委ねられていた、と断じました。
また、今回も2名の原告が、意見陳述をしました。その静かな怒りは、法廷中の人たちの胸に突き刺さったことと思います。

4 今後の予定
次回期日は、8月8日(月)午後3時からです。次々回期日は、10月12日(水)午後3時、次々々回期日は、12月12日午後3時とさだめられました。期日のペースが2か月に1回と早くなってきました。裁判所の姿勢が積極的になってきたように感じます。
いよいよ、本格的な議論が始まりました。引き続き、ご支援をお願いいたします。


以上、井戸弁護団長の報告です。
尚、児玉教授の意見書等、準備書面は弁護団のブログからご覧になれます。

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子ども脱被ばく裁判の今後の予定(口頭弁論期日)は以下のとおりです。


  第6回 口頭弁論期日 8月8日(月)15時

  第7回 口頭弁論期日 10月12日(水)15時

  第8回 口頭弁論期日 12月12日(月)15時


場所は,すべて福島地方裁判所203号法廷です。
福島地方裁判所:福島市花園町5-38