3.5(土)新宿デモにご参加ありがとうございました!

3.5(土)新宿デモにご参加ありがとうございました!
3.5(土)新宿デモにご参加ありがとうございました!

2016年9月18日日曜日

脱被ばく実現ネット活動ブログは統合しました。

皆様へ

いつもご覧いただき、ありがとうございます。

当「脱被ばく実現ネット活動ブログ」は活動の記事を中心に載せてきましたが、
元々の「疎開裁判の会ブログ」改め「脱被ばく実現ネットブログ」
http://fukusima-sokai.blogspot.jpに活動の記録も載せ、統合する
ことになりました。

これまで、ありがとうございました。

このブログは当分、このままにしておりますので
資料、チラシ等についてご利用ください。

今後も脱被ばく実現ネットの活動にご参加よろしくお願いします。

脱被ばく実現ネット
http://fukusima-sokai.blogspot.jp

2016年8月15日月曜日

第6回子ども脱被ばく裁判の集会などの動画

 
8月8日に行われた第6回子ども脱被ばく裁判の集会などの動画を

ユープラン三輪さんがアップしてくださいました。

ありがとうございます。

20160608 UPLAN【前半】「おしどりマコ・ケン講演会」子ども脱被ばく裁判第4回期日学習会
https://www.youtube.com/watch?v=IVjRL0n_FVM





2016年8月10日水曜日

8月9日 第6回子ども脱被ばく裁判 実質審理に入る

8月9日 第6回子ども脱被ばく裁判が福島地裁にて行われました。

裁判直前に雨が降り、いつもの裁判所前でのアピールは行われませんでした。

裁判では原告である小学生が見守る中、実質審議に入ることが決まりました。
はじめて裁判らしい裁判とのことで、
井戸弁護士は「コストを理由とした被曝の強要は許されぬ」と国や福島県を批判、
原告側弁護士の力強い発言に傍聴者も今後の展開に大いに確信を持ったとのことでした。
次回期日は10月12日午後2時半です。


裁判に先だって開催された集会でのおしどりマコケンさん


裁判後の記者会見にて


初めて裁判に参加した感想を聞かれ「緊張しました」と答えた原告の小学生
(この写真は民の声新聞の鈴木博喜さん撮影 下記↓に裁判記事があります)

以下は、参加者の報告です。


(原告 今野寿美雄)

今回の裁判に息子も参加しました。
子ども原告の傍聴する姿は、裁判官や被告や被告の弁護団の目にどの様に映り、どの様に感じたのでしょうか?
今回は意見陳述がありませんでしたが、子ども原告の登場は無言の意見陳述になったと思います。
「子ども人権裁判」の門前払いも無くなり、実態審議に入る事が決まりました。
多くの支援者の署名や活動の成果が現れました。皆様、本当に有難う御座います。
そして、これからも宜しく御願致します。



(宮口高枝記)

 今回の裁判は、今まで毎回行われていた原告の陳述が、夏休みなので
保養にいっている原告が多く、陳述はありませんでしたが、親子裁判の本格的な論戦が
開始され、大きく前進しました。
前回の裁判で、門前払いしないだろう事は見えていたのですが、
子ども脱被ばく裁判は、親子裁判と子ども人権裁判からなる2本立ての裁判で、
原告が重複しており、子ども人権裁判を門前払いにすれば、裁判の場が
地裁と高裁に分離する。被告の反論もなかったので、今後、子ども人権裁判も
実質審議に入る事が弁護団から示されました。
今回は3本の準備書面による国への反論が弁護団から力強く証言された。
・ 原告側の主張で、ICRP勧告の防護基準の不当性を論破
・ 国の災害基本法の防災予防は、的確な情報の評価、共有、伝達の義務が
  あり、伝わるような方法を取らなかった事を法的根拠で反論。
・ 損害賠償請求は東電からの保障や他の裁判原告となっていても請求は重複しない。
  東電は事故の危険性が分かっていたのに事故を起こした責任に対する賠償であり、
  原告は国に対して責任を問うているので、重複しないと主張。
次回からは、国に対する反論として、損害賠償の立証を陳述書によって
証明していくとの事です。
原告がどのように被ばくさせられたかを証明する作業で、
事故当時、どこでどんな風に過ごしていたか、避難したか、しなかったか、
学校に行っていたか、登校させなかったか、外で遊んだか、食事はどんな
ものを食べたかなど、その当時の生活の具体的なエピソードが重要な鍵に
なるととの事。
今後、弁護団の陳述書の取りまとめ作業のご苦労が予想され、
子ども人権裁判の実質審議がスタートする。
今回、原告側傍聴席は45から 51に増えたが抽選になり満席となった。
被告席は今回も24席でも間に合わず、傍聴席を占領した。
次回の傍聴席を圧倒的な人数で示したいと思う。
原告席には初めてkさんの小学生の原告の息子が座った。
被告席を最後まで、真剣な眼差しで見つめていたのが印象的で、
傍聴者にとっても、原告にとっても今後の大いなる希望が見えた。

2016年8月9日火曜日

8月9日 東京新聞朝刊に脱被ばく実現ネットが世界社会フォーラム参加の記事

現在、脱被ばく実現ネット関係者3名が、カナダモントリオールで開かれている世界社会フォーラムに参加しています。

出発前に東京新聞の記者が3名を取材してくださり、本日8月9日東京新聞朝刊に記事を出してくださいました。




また、東京新聞のWEBニュースにも掲載されました。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/metropolitan/list/201608/CK2016080902000181.html

 

福島の被災者救済 国境超えた協力を 支援団体代表ら世界社会フォーラムで訴え

東京電力福島第一原発事故の避難者を支援する「避難の協同センター」代表世話人の松本徳子さんと「脱被ばく実現ネット」の岡田俊子さん、弁護士の柳原敏夫さんが14日までカナダのモントリオールで開催される世界社会フォーラム(WSF)で同事故の被害者救済を訴える。WSFはグローバリゼーション批判を掲げて2001年に始まった世界最大規模の市民運動の祭典で毎年、100カ国以上から多くの団体が集まる。 (編集委員・土田修)

松本さんは一一年六月、福島県郡山市内の中学校に通う次女が黒く固まった鼻血を大量に出したのを見て、翌月に同市から川崎市へ自主避難した。「中学校の運動場から高い数値の放射能が出ているのに、『心配だ』と言うと周囲から『異常者』扱いされた。来年三月には自主避難者に対する住宅支援が打ち切られる。このままでは自主避難者は難民になるしかない。これは『人道に対する罪』に当たるのではないか。原発事故から子どもたちの命を守るよう世界中の人びとに訴えたい」と話している。
 
 一方、柳原さんは放射能被害に苦しむ人たちに対する具体的な救済策として「チェルノブイリ法日本版(原発事故における避難の権利法)」と国際条約の制定を呼びかける。柳原さんは「福島原発事故は、反核・人権・環境・難民といったWSFのテーマと共通する最重要課題だ。原発事故が地球規模の人災である以上、国境を超えて世界中の市民が協力するしかない。その一歩を踏み出したい」と語った。

2016年7月27日水曜日

7月24日 新宿アルタ前にて街宣 『福島原発事故の被害は拡大している。 伊方原発再稼働を許さない!伊方原発ゲート前大集会と同時行動』





今回の街宣は、福島第一原発事故は収束の糸口すらなく、10万人を超える避難者の皆さまの救済もないまま、再稼働などあり得ない!という事で愛媛県の伊方原発ゲート前大集会と連繋してのアクションとなりました。

参加してくださった皆様、映像配信してくださった皆様有難うございました。


裁判開催、原発抗議者の電話中継、社会フォーラムへの参加、告知

最初にボランティアから「子ども脱被ばく裁判」口頭弁論期日(8月8日)のお知らせと「世界社会フォーラム2016inカナダ・モントリオール」にメンバー2名、原発事故被害者1名が参加するためカンパの呼びかけを行いました。

【振込先】(ご協力をお願いいたします)

ゆうちょ銀行
名義 脱被ばく実現ネット
記号 10080
番号 14196841

(他の金融機関からこの口座へは)

名義 脱被ばく実現ネット
店番 008  普通預金
番号 1419684



そしていよいよ初の試み、伊方原発ゲート前と繋ぎ、現地からの声が新宿の街に流れました。


伊方原発再稼動反対集会の参加者の発言(原発ゲート前からの電話中継)

たんぽぽ舎の方は、伊方原発は東西50キロに延びる佐田岬半島の付け根にあり、マグニチュード8クラスの地震を繰り返してきた南海トラフに近接し、国内最大級の活断層「中央構造線」の上に立地している。そんな場所で原発を動かすこと自体、無謀だ。愛媛新聞の世論調査では69%が再稼働反対である。


四国の地元の方からは2010年からプルサーマルによる発電が開始され、大きな危惧を抱いているという声や、鹿児島や大阪からの若い参加者は福島訪問後、再稼働阻止を考えるようになった、と現地を見ての意識の変化を率直に述べています。伊方の抗議行動の参加者は600名以上で皆さんが廃炉やエネルギー政策の転換を訴え、地元の皆さんに大いにアピールしたようです。

また、たんぽぽ舎の方は、四国電力は他の電力会社に四国の電気料金よりも安い料金で売電をしている。電気が足りないというのはペテンである。
四国電力は当初7月26日に伊方原発再稼働の予定をしていたが冷却水の機器の故障により予定が延期された。伊方原発は動かす前に故障している。地元の皆さんはこんな原発をかかえ、大変不安になっています。東京の皆さんも現地の皆さんの気持ちを考え、原発のない世界への道を一緒に作っていきましょう。と訴えました。






伊方原発の事故で関西を放射能だらけにしていはいけない

新宿からはボランティアが「福島の放射能汚染の実態、非人道的な帰還政策(放射線管理区の約4倍の20mSv基準で帰還を強要)、小児甲状腺がんの多発、関東でも拡大する健康被害、ホットスポット東葛地区の現状などを新宿を闊歩する皆さんに口々に訴えました。

足立区、葛飾区、柏市、流山市、松戸市などの放射能が高く病気が懸念される
https://www.youtube.com/watch?v=wk1N8xbRDAc


みなさん政府にだまされてはいけません

放射能被害から子ども達を逃がそうとする裁判の支援をアピールしている
https://www.youtube.com/watch?v=uKzWzBuK09c


ECRRは原発事故の影響で40万人以上のガン患者増加(200Km圏内)を予測

厳重に管理されてきた放射能ゴミ(100Bq/Kg以上)が一般ゴミとして捨てられる
https://www.youtube.com/watch?v=aHpmwWqZFEs

お渡ししているチラシには注意しなければならない重要な情報が書いてあります
https://www.youtube.com/watch?v=kgfGDKSMZ5M

ボランティアYさんは環境省が決定した8000Bq/kg以下の汚染土を公共工事に再利用する問題に言及されました。 海外で処分場がみつからない100Bq/kg以上の放射性廃棄物を日本では一般ごみ扱いが出来るため、仏ヴェオリア社は諸外国から放射性廃棄物を請け負って、日本で処分しようと目論んでいます。日本は世界中の放射性廃棄物のゴミ処理場になる可能性が出てきています。↓


仏ヴェオリア、日本で低レベル放射性廃棄物処理
2016/4/16 情報元

日本経済新聞 電子版


 【パリ=竹内康雄】水処理世界最大手、仏ヴェオリアのアントワーヌ・フレロ最高経営責任者(CEO)は日本経済新聞記者と会い、放射線量が低いごみの処理事業を日本で始める計画を明らかにした。多くの原子力発電所が廃炉になるため需要は旺盛だと判断した。フレロ氏は「日本の水道料金を安くできる」とも語り、自治体との契約獲得に意欲を示した




地方では松山市が水道事業を上記ヴェオリア社に売却し、その結果水道料金が2.5倍に跳ね上がったそうです。


外資に食い物にされる状況を作っているのが官庁や地方自治体、ほとんど悪夢です・・。

一億総活躍ならぬ一億総被ばく・・・です。



アルタ前(私たちのお隣)では都知事選候補者が街頭演説を行ったり、他候補者が伊勢丹前で演説したりと新宿は選挙モードでしたが、残念ながら視線を向けずに通り過ぎる無関心な方々も多数おられました。

腐敗する権力を監視し、一票を行使せねばと自分は思いますが、根強い「無関心な人々」をどうしたら動かせるのかは、都知事選も「脱被ばく」も共通する課題のようです。

福島の現況を表す展示物に熱心に見入るカップルもいて、「街宣」の遣り甲斐を感じたりもしましたが・・。

5年前の福島原発事故が起こった時の放射能放出がそのまま続いています
https://www.youtube.com/watch?v=KqCDvk07StQ

本日のメインテーマは伊方原発の再稼動を許さないでした
https://www.youtube.com/watch?v=YcDR7uedDiM



「関東の汚染も深刻」このボランティアの訴えがほんの少しでも、足早に通り過ぎる人々の心のどこかに残っていればと・・思います。

(伊藤記)

2016年7月18日月曜日

8月8日~14日 「世界社会フォーラム2016inカナダ・モントリオール」に参加・発言します!

皆さまへ
 
緊急のお知らせとお願いです。
この度下記の様にモントリオールで開催される世界社会フォーラムで
脱被ばく実現ネットが福島原発による被害や現状等を訴える機会を頂きましたので3名で参加してまいります。
 
ご賛同頂き、拡散の御協力どうぞよろしくお願い致します。
 
 

★☆★☆★☆★☆★☆転送、転載、ご協力お願いします★☆★☆★☆★☆★☆★☆
 
「世界社会フォーラム2016inカナダ・モントリオール」に参加・発言します!ご協力とカンパのお願いです
7月16日 脱被ばく実現ネット 
 
2016年3月に「核と被ばくをなくす世界社会フォーラム@日本」が開かれました。
そこで私達脱被ばく実現ネットは「福島での犯罪と命の救済」集会を開きました。
その流れを受けて、今年8月8日~14日にカナダ・モントリオールで開かれる世界社会フォーラム(以下「WSF」)では、原発問題がメインテーマの一つになります。そこで現地実行委員会からも要請があったため、私達のうち福島から関東へ母子避難した当事者や弁護士など3名がWSFへ行き、福島原発の破滅的な状況や被害者の救済を世界の運動に訴え、国際的なつながりを作る事にしました。フォーラムで福島原発事故被害について訴える唯一の団体となると思います。
そこで、皆様にご注目・ご協力と避難当事者1名の渡航費用のカンパをお願いいたします。
 
世界社会フォーラムは03年から2年に1度ブラジル、パキスタン、ケニア、インド、セネガル、チュニジアなど世界の南側で開催されてきた、世界中から反グローバリズム運動・反戦運動・NGOなど約5万人が集まる世界最大規模の社会運動の集会です。モントリオールWSFのHP:https://fsm2016.org/en/
現在予定のプログラム:https://fsm2016.org/en/activites_liste/
 
日本政府やIAEAは福島原発事故の被害を隠す事で世界中に原発を作り続けようとしています。その一つである南米ブラジルなどのWSFの人々は、福島事故の現実と教訓を国際化すれば止める事ができると考えています。そして日本からWSFに参加してきた人々も、世界に被害を伝える事で日本の現実を変える事が
できると考えてきました。そこで昨年3月のチュニジアと年末の仏パリで福島事故の現実を訴える集会を続け、3月のWSF日本に結実しました。私達はその流れを引き継ぎ、8月にカナダに参加します。
 
カナダWSFの中では3月の日本に続く「核のない世界に向けた世界社会フォーラム2」が開かれ、末尾にある多彩な集会で私達も発言します。日本からの反核横断幕を持ってデモに参加します。
また「NO-ⅤOⅩフランス」の主催する「持たざるもの」集会で、福島原発事故からの避難者が依然として約10万人もおられ、 政府が自主避難者の住宅支援を来年3月に打ち切る問題などを報告します。シリア・アフリカ移民や難民が住宅から排除される問題とつなげ、日本国内にももはや巨大な「原発難民」が生まれている事を伝えます。
 
福島事故の現在の被害は世界の世論や社会運動にも圧倒的に知られていません。それは国際社会が隠ぺいしていると同時に、今の日本がチェルノブイリ以上の過酷事故、未曽有の生態系破壊、政府の殺人政策が同時進行しており、人々の想像を絶しているからでもあります。それを伝えれば世界の人々とともに日本への抗議行動、情報開示の圧力、私達との共同行動を行えるようになります。
カナダWSFの報告は10月に予定される私達の集会や毎月第2・第4日曜日の新宿アルタ前アピールで行って
いきます。この貴重な機会を成功させるために、ぜひともご協力をお願いします。
 
【避難当事者の渡航費カンパのお願い】
※特別カンパ募集期間:8月14日まで
この期間の「脱被ばく実現ネット(ゆうちょ口座)」へのカンパ金はWSF参加旅費の支援金と見なさせて頂きます。
【振込先】
ゆうちょ銀行
名義 脱被ばく実現ネット
記号 10080
番号 14196841
(他の金融機関からこの口座へは)
名義 脱被ばく実現ネット
店番 008  普通預金
番号 1419684
 
================================
 
【WSF2016・核のない世界に向けた世界社会フォーラム概要】
(以下全て現地実行委員会からの情報です)
 
1:核のない世界にむけた世界社会フォーラム日程
★8 月 8 日(月)
9:00-10:00 : モントリオール市庁舎において核の被害者祈念(広島と長崎の被害者など)
10:30-12:30 : 核融合のない世界にむけたラウンド・テーブル
14:00-16:00 : 7 つのテーマ別ワークショップ(7) : 連携と情報交換
★8 月 9 日(火)
9:00-11:00 : 7 つのテーマ別ワークショップ: 共同行動の計画
11:00-13:00 : 総会: モントリオール・アピールへの署名
15:00-19:00 : 世界社会フォーラム開会のデモに反核部門として参加
19:00-23:00 : 世界社会フォーラム開会式での発言
★8 月 10 日(水)
16:00-18:00 : 核のない世界のための行動に向けて運動の方向性を収斂させるための集会
夕刻: ブリュノ・ブサゴルによる演劇
★8 月 10 日(水)11 日(木)12 日(金) 世界社会フォーラムのプログラムのなかで18 のワークショップを企画
★8 月 13 日(土)  よりよい世界のための取り組みに向けた集会に参加 
 
【2:世界社会フォーラム・モントリオール 2016 年 8 月 9~14 日とは】
今とは異なるもう一つの別の世界の実現が必要です。私たちが連帯すること で、それは可能になります! 
企画 世界社会フォーラム2016には、夏のモントリオール 市中心部に 5 万人が参加し、カナダ地元および世界各地からの 1000 以上の市民団体が集まります 約 1500 のイベントが開催され、120 カ国から人々 が集まります。 
世界社会フォーラムの価値原則 世界社会フォーラム 2016 は、以下の 5 つを価値原 則としています。集合的で人間的なプロセスです。
1 つめはすべての人が参加可能で開放的であること、2 つめに透明性が確保されること、3 つめに平的な 関係であること、4 つめに自律的であること、5 つめ が独立性が確保されていることです。
フォーラムは、 もう一つの世界は可能なだけではなく、実現が必要 だと考えるすべての市民と市民組織に呼びかける ものです。 
世界社会フォーラムの形式 世界社会フォーラムでは、期間中に多数の自主企 画が開催されます。つまり世界社会フォーラムの内 容とは、そこで起きること、そこで発言されること、そこで提案されること、そこ で組織されること、そのものであり、市民社会組織の取り組みにその内容はかかっています。 
 
【3:核のない世界に向けた世界社会フォーラムとは】
2016 年 3 月 23 日から 28 まで東京と福島で行われた核のない世界に向けた第一回テーマ 別世界社会フォーラムに続いて、第二回テーマ別世界社会フォーラムは、8 月 8 日から 13 日までモントリオールにおいて開催されます。 
フォーラムの目的は、民事利用であっても軍事利用であっても、核の脅威から世界を解放するために、国境を越えたネットワークを構築し、市民の相互のコミュニケーションを推進し、共同行動に取り組むダイナミズムを創り出すことを可能にすることです。 
フォーラムは、8 月 8 日 9 時(日本時間の 8 月 9 日)に、長崎への原爆投下の被害者を追悼するために、モントリオール市長であるデニス・コデール氏が同席して、モントリオール市役所で開会します。 
第二回テーマ別世界社会フォーラムの目的  地球規模で核兵器を廃絶するために、地元カナダおよび世界各地からの参加者とと もに、広島と長崎の核による甚大な被害を祈念する。
核のない世界を実現するという共通の目的のために、この問題に取り組む市民社会 組織および公的機関のネットワークを創設し、そのコミュニケーションを推進し、共同 行動を呼びかける。
核利用が次世代にもたらす害悪について世論を喚起し、公権力の介入によって次 世代のために核の害悪のない未来を保障する。
今日の核の状況(法的問題、軍事的問題、原子力発電の危険など)について市民に対する教育を行う。
 
【4:軸となる7つのテーマ】
世界社会フォーラムの方法論 核についての世界社会フォーラムは、連帯と共同行動を推進するために独自の方法をとります。祈念活動、ラウンド・テーブル、ワークショップ、各参加者がそれぞれ企画するイベン ト、運動の方向性を定めるための総会、最終的には今後の取り組みについての話合いなどを、それぞれを相互に連携させて実施します。それによって、世界社会フォーラムの参加者 が、問題について熟慮し、さらには行動に結びつけることを可能にするサイクルを打ち立て ようとするものです。 議論は
以下の表にある 7 つの軸に沿って行われます。これらテーマ別のワークショップは、 核のない世界の実現を求める運動間の経験と情報の交換を可能にします。  
 
軸となる 7 つのテーマ
1. 核兵器  核兵器をなくし、(国連によるものを含む)国際キャンペーンと連携し、軍事主義に抗する取り組みのある (カナダ、フランス、アメリカ合衆国、イギリスなどの)国のキャンペーンと接続する。
2. 神話の解体  核に関する通念を打ち破るために、核エネルギーとは何であるかを説明し、それが気候変動を解決するど ころか悪化させること、また核兵器が「安全保障」の確立からはほど遠く、地球規模で世界を不安に陥れる ことを明らかにする。
3. 放射性廃棄物と原子力発電所の老朽化  核廃棄物が今日解決不可能な最大の問題であること、また、その危険性について科学的に警告されてい るにもかかわらず稼働期間が延長されている老朽化した原子力発電所の問題を、原子力産業が忘却させ ようとしていることを糾弾する。
4. ウラン採掘と貿易 オーストラリア、カナダ、モンゴル等の先住民と連帯して、ウラン採掘を禁止し、原発やウランなど核に関連 物の国際取引を阻止する。
5. オルタナティブ 民事利用の核を、太陽光、風力、地熱エネルギーで代替し、医療においては原子炉をサイクロトロンで代替する。 6. 労働者 (被ばくによる発病の検知および医療保障などについて)稼働中あるいは解体中の原発での労働や除染 作業や(福島、チェルノブイリなどにおける)核廃棄物の管理のために汚染された労働者の支援。
7. 成功例  核の生産とウランの輸出をやめるために、ケベックのジャンティイ 2 号機の例、カナダの 10 の州のうち 3 州 で原発計画の凍結が署名されたこと、北アメリカや西ヨーロッパで原子力産業が衰退しつつあることなど、 成功例を広く共有する。   
 

2016年7月17日日曜日

7月24日(日) 16時から新宿アルタ前広場 伊方原発再稼働を許さない! 現地大集会と同時行動

皆様、
脱被ばく実現ネットは7月24日、伊方原発再稼働に反対する現地大集会と呼応して、新宿アルタ前広場にて福島事故の被害と共に、伊方原発再稼働に反対するアピールを行います。
現地ゲート前からの実況中継もしていただく予定です。ぜひご参加ください!!


★緊急行動!拡散を★福島事故と被害は拡大している、伊方原発再稼働を許さない!現地大集会と同時行動

7月24日(日)16時新宿アルタ前広場集合~17時半
主催 脱被ばく実現ネット
事故と健康被害を隠す事で西から次々再稼働する連鎖を止めよう!東京に残る全ての方は問題をつなげてご参加を!





2016年4月23日、伊方原発をとめる会が主催した「伊方原発再稼働を許さない4・23in松山」の画像です。おなじみ、神田香織さんも講談を披露されました。(画像は伊方原発をとめる会サイトより)




以下は2013.12.1 
12.1 NO NUKES えひめ
福島を忘れない! 伊方を稼働させない!
の画像です。





山本太郎さんもスピーチ




上写真は2012.6.11伊方原発ゲート前抗議行動
(さよなら原発みなとブログから)



7.15 官邸前行動 及び 内閣府へ「抗議要請書」2回目を提出

脱被ばく実現ネットは6月17日に福島県民健康調査で甲状腺がんが172名も出ていることなどについて、官邸前で抗議行動を行うとともに、内閣府へ要請書を提出しました。
http://fukusima-sokai2.blogspot.jp/2016/06/617172_19.html

この要請書は各関係部署に7月1日までに回答を求めましたが、依然として何の回答もありません。

私たちは7月15日に、引き続き官邸前抗議行動および内閣府への第2回要請書提出(内容を少し変更し、回答を求める関係部署も追加しました
http://fukusima-sokai2.blogspot.jp/2016/07/7152.html 参照)をしました。


以下、動画撮影及び文章は大庭さんです。


内閣府への抗議要請だとは言え、いくら何でも過剰警備です



内閣府への抗議要請をアピールする官邸前抗議集会



内閣府への「福島県県民健康調査発表を受けての抗議要請書」



内閣府への福島県県民健康調査の抗議要請 (第2回目)



内閣府は前回の要請の回答を誰の権限でしないか明らかにしようとしない



内閣府は我々を下の下のように扱うが、諦められません(避難者)



健康被害は役人であろうが我々であろうと襲ってくる



内閣府は要請者に対して真摯に対応せよ!





 内閣府へ「福島県県民健康調査発表を受けての抗議要請書」 を提出(第2回目)

 官邸前交差点に脱被ばく実現ネットの横断幕と幟を掲げると、近くに居た警察
官が無線で横断幕の「子どもを放射能から守ろう。脱被ばく実現ネッ
ト。。。。。」と読み上げるのが聞こえた。その後数分して、5~6人しか居な
かった警察官が一挙に30人近くに増強され、その中で内閣府への抗議要請行動
が開始された。

まず、司会により行動の開始宣言と予定が告知され、抗議要請書の内容が読み上
げられた。内閣府との約束の時間(5時)が迫っていたため交差点での行動は直
ちに切り上げ、内閣府に移動を開始した。この際に警察官の一人が「これから何
処に行くのですか?」と質問してきて、内閣府であることを伝えると、安堵した
ようにその場を立ち去った。警察官は安堵したと言うか、拍子抜けの交差点での
我々の行動だっただろうと思っている。

 内閣府前では
直ちに10名のメンバーと協力者が庁舎に入った。1階の前回と
同じ狭い部屋に通され、2名の方が対応してくれた。一人は前回と同じ若者で、
もう一人はいかにも定年間近かか、退職後再雇用された雰囲気の年齢の高そう
な方であった。この方が終始質疑に対応したが、喉を嗄(か)らしたのかかす
れ声しか出ない方で、当方も聞きにくいし、ご当人も声を出したくないのでは
ないかと思う人であった。

 挨拶交換をした後に要請書を読み上げ、避難者の一人が放射能被ばくから子ど
もを守るために避難していることを説明し、人災である原発事故の被害者への住
宅支援を加害者である国と東電が一方的に来年3月末で止める方針等に抗議の意
思を伝えた。
 これに対して、「まずですね」と口を切り、憲法と法律で保障された「請願
法」の解説を始めた。これを遮るように「どのくらいこの説明に時間がかかりま
すか?」と参加者が質問をすると、「聞きたくないと言うのであれば、お話しす
るものはありません」と憤慨した態度をとって、居直りの姿勢に変わった。さら
に、「前回の請願はどこまで上がったのですか?」と参加者が質問すると、「請
願法を人が説明しようとしていることに対して、要らないと言う(質問した本人
は言ってない)。そう言うことでおいでになるのでしたら、説明の必要は無いと
思います」と肝心な前回の請願に対する状況説明を拒否する態度になった。
メンバーが「続きをお願いします」と催促したが、これに対して答えようとはせず
に、請願を受けた場合のその事務的扱いを説明するだけに終始した。さらに、法
律では「請願に対して誠実に対応する」となっていると説明してくれたにもかか
わらず、請願は年間に1万件以上あるが、それに対する回答は全くしていないと
平然と答えた。彼らにとって「誠実な対応とは、慇懃無礼に請願を受け入れる儀
式(面談)をして終わる」と解釈しているようだ。

 面談後、再び官邸前交差点に戻り、そこで今回の要請の報告会を開催した。報
告会では請願に対する扱いが不誠実で曖昧なことに苛立ちを感じ、法律にある
「請願は、官公署において、これを受理し誠実に処理しなければならない」が実
行されていないとの意識のもと不満が噴出した。

 最後に、今回初めて知った法律の存在を明らかにするため、請願法をコピーし
ておきます。
(よくよく読むと、今回の対応者の説明に誤りがあることが分かり(第3条の第
2項と第4条)、この担当者の認識では内部処理に法律違反がありそうに思えた)

日本国憲法
第16条
何人も、損害の救済、公務員の罷免、法律、命令又は規則の制定、廃止又は改
正その他の事項に関し、平穏に請願する権利を有し、何人も、かかる請願をした
ためにいかなる差別待遇も受けない

請願法
(昭和二十二年三月十三日法律第十三号)
第一条  請願については、別に法律の定める場合を除いては、この法律の定め
るところによる。
第二条  請願は、請願者の氏名(法人の場合はその名称)及び住所(住所のな
い場合は居所)を記載し、文書でこれをしなければならない。
第三条  請願書は、請願の事項を所管する官公署にこれを提出しなければなら
ない。天皇に対する請願書は、内閣にこれを提出しなければならない。
第2項 請願の事項を所管する官公署が明らかでないときは、請願書は、これを
内閣に提出することができる。
第四条  請願書が誤って前条に規定する官公署以外の官公署に提出されたとき
は、その官公署は、請願者に正当な官公署を指示し、又は正当な官公署にその請
願書を送付しなければならない。
第五条  この法律に適合する請願は、官公署において、これを受理し誠実に処
理しなければならない。
第六条  何人も、請願をしたためにいかなる差別待遇も受けない。


(大庭 記)

2016年7月14日木曜日

7月12日「避難の協同センター」設立 新聞各紙に掲載

来年3月で原発事故自主避難者への住宅支援打ち切りに反対し、また、避難者の相談にのるための「避難の協同センター」が12日に設立されました。

新聞各紙が報道しています。


東京新聞7月13日朝刊

 福島電力福島第一原発事故の自主避難者に対する住宅支援打ち切りが来年3月に迫っている。不安を募らせる当事者や支援者らが12日、避難者を支え、国や自治体に支援を求めて行く組織「避難の協同センター」(事務局・東京)を設立した。設立会見で、避難者らは、「このままでは避難者が困窮し、孤立化してしまう。国は住宅支援を続けるべきだ」と訴えた。
 「母子家庭やシニア一人で避難した世帯にとって住宅問題は命綱だ」。会見で、代表世話人の松本徳子さん(54)は避難者たちの不安を代弁した。福島県郡山市に夫を残し、事故当時小学6年だった娘と川崎市に避難した。「自宅の庭には、除染作業で出た廃棄物が置かれたまま。帰りたくても帰れないジレンマの中、生活してきた私たちの住居の支援を打ち切るとは」と嘆く。(抜粋)


原発避難者孤立防ぐ 東京で支援者ら団体結成(河北新報 7月13日)

 東京電力福島第1原発事故の自主避難者を支援する民間団体「避難の協同センター」(東京)が12日、発足し、東京都千代田区で設立集会が開かれた。福島県による自主避難者への住宅無償提供の打ち切りが2017年3月に迫っており、避難者の孤立を防ぎ、国や自治体に総合的な支援を求めるのが狙い。

 センターは全国の避難者と支援団体関係者ら約30人で結成した。避難者の電話相談に応じ、交流会も開く。貧困対策や母子家庭支援などの市民団体や弁護士らも参加し、相談への助言や支援へのつなぎ役をする。国や福島県、受け入れ先自治体には打ち切り方針の撤回や生活保障の充実などを求めていく。
 代表世話人には、郡山市から川崎市に娘と自主避難した松本徳子さん(54)らが就いた。松本さんは「自宅の放射線量は高く、庭に除染後の廃棄物もある。帰りたくても帰れない現状を多くの人に知ってもらい、一緒に解決策を考えたい」と訴えた。
 避難者の相談の連絡先は避難の協同センター070(3185)0311。


同じ内容を読売新聞は以下のように書いています。
表題は震災避難者向けとなっていて、東日本大震災の避難者向けともとれる書き方です。
内容を読んで行くと原発事故避難者ということがわかりますが、原発の文字が一つもないのにびっくりです。

震災避難者向けに相談センター設立 (YOMIURI ONLINE 7月13日)

東日本大震災で避難生活を送る世帯を支えようと、市民団体や避難の当事者らが12日、都内に「避難の協同センター」を設立した。福島県は2017年3月で、自主避難者への住宅の無償提供を打ち切る方針。同センターでは、不安を抱える避難者を対象にした相談活動などに取り組む。

 都によると、都内で暮らす福島県からの避難者は5501人(6月10日現在)。自主避難者は約2200人で、そのうち約1400人(600世帯)が都営住宅や「みなし仮設」などで暮らしているという。設立集会には、多くの避難者が参加し、不安を訴えた。福島市から武蔵野市に自主避難し、家族6人で暮らす岡田めぐみさん(34)は「今はどうしようかという不安しかない。周りの避難者も同じ気持ちだと思う。もしかしたら自殺を図る人も出るのではないか」と、苦しい胸の内を明かした。
 同センターでは電話相談のほか、避難者の声を集めて、福島県や都などと交渉を進めるという。避難者専用の相談電話(070・3185・0311、平日午前10時~午後5時)。

その他、朝日新聞にも掲載されました。


2016年7月13日水曜日

7月10日 参議院議員選挙当日 新宿ホコ天にて街宣 福島から、沖縄からの参加者が訴える

 参議院議員選挙当日の7月10日、恒例の脱被ばく実現ネット新宿街宣を行いました。
参加してくださったボランティアの皆様、映像配信をしてくださった皆様、ありがとうございます。






参議院選挙投票日の当日、新宿の歩行者天国で訴えた。

 新宿の紀伊國屋書店前の歩行者天国は、多くの老若男女が行きかう。時おり外国人も足を止めてチラシを受け取って、質問をしてきた。行きかう人々は投票をすませただろうか、投票をしてほしいと願いながら、チラシ配付や、子ども脱被ばく裁判への応援署名を呼びかける。
 福島は未だ全国に10万人以上の人々が避難しているが、すさまじいまでの国の安全キャンペーンで、避難したくても経済的理由などで避難できないでいる、特に若者や子どものいる世帯を萎縮させているのが現状のようだが、道路に福島の今を写した写真や、放射能汚染地図を広げて。3.11をわすれるな! 福島原発爆発事故を忘れるな! 子どもたちを被ばくからまもろう! と呼びかける行動をおこなった。
 この日、福島の女たちの一人は7月末に伊方原発再稼働が予定されている中で、経産省などへの抗議にやってきて、私たちの街宣にもわざわざ立ち寄ってくれた。「東京のみなさん本当のことを知ってください。東京は大丈夫ですか? 放射能被爆の問題は福島だけの問題ではありません。あなた自身の問題です。福島では、選挙に立候補した人でも、避難を言えません。票が逃げるからです。子どもの被ばくの不安も口に出せません。しかし、脱原発派はさすがに多数です。福島原発からは放射能が出続け、汚染水は1日に400トンも出ていますが、国は原発を作らないとは言わず、愛媛県にある伊方原発を再稼働しようとています。許されることではありません。福島と伊方の女たちが一緒に経産省や内閣府に抗議に行きます。子どもたちを守るために、やれる事はすべてやっていきたい。一緒に抗議して下さい!」と訴えた。
 薩摩川内出身の沖縄の女性が続く。「みなさん投票は済みましたか?この選挙で憲法を変えたい勢力が多くなり、憲法改正に進むならば沖縄は日本を見限ると言う人もいる。今、沖縄は怒りと悲しみの中にあるのです。安倍さんは沖縄を犠牲にして「日本を守ろう」と言っている。沖縄を平和な島として子や孫に残したい。命は何よりも大事!「命(ぬち)どう宝!」 放射能の問題は大事。沖縄、福島のことを自分のこととして考えてください!命が危ない。投票に行ってください! 」と呼びかけた。

又、この日は子ども脱被ばく裁判の原告も参加し、「子ども脱被ばく裁判が公正な審議と判決を受けられるように」支援を訴える署名への協力をよびかけると、署名簿を持っていた私のところには、投票は済ませたと言う若者4人グループが立ち寄って署名してくれた。心からの訴えは若者の心も動かす事を実感した!!  (文責宮口)

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原発事故で未だに10万人以上の方が福島から避難しています
https://www.youtube.com/watch?v=d9U2woyXaLw
子ども達を守らないで未来はありませんよ!
https://www.youtube.com/watch?v=xqkBrwIAg1k

私たちは関東に居るから関係ないと通り過ぎていると、思うのですが。。。
https://www.youtube.com/watch?v=FOvnsI-GzFk

放射能が新宿に降る!
https://www.youtube.com/watch?v=YhbheTc-6oY

日本版チェルノブイリ法の設立がとても大事なものとなっています
https://www.youtube.com/watch?v=t_1Ax-6wSlo

福島の人が東京で”あなた達も危ないです”と言ってくれている矛盾
https://www.youtube.com/watch?v=TEsROjxUE44

憲法が変えられるなら沖縄は日本を見限ると言うように友に促された
https://www.youtube.com/watch?v=eNu7JjIqxyA

子ども脱被ばく裁判の署名をお願いします
https://www.youtube.com/watch?v=wYhjMfzixHo

今週金曜7月15日に”子ども達を避難させよ”と内閣府に申入れをします
https://www.youtube.com/watch?v=LDwPT5XRGXk


2016年7月12日火曜日

「川内原発今すぐとめろ!」「柏崎刈羽原発再稼働許すな!汚染水止めろ!」九州電力東京支社・東京電力本店前抗議



7月6日(水曜日)恒例の九州電力東京支社・東京電力本店前抗議に脱被ばく実現ネットも参加しました。

熊本地震等、地震による地殻変動など大変な危険な中で、同じ九州、鹿児島県にある川内(せんだい)原発のみが現在も動いています。
福島原発事故の結果から原発を止めたドイツなどから見たら、この国の狂気じみた原発推進の動きをどう見るでしょうか?

ユープラン三輪さんの動画をご覧ください。

7.15 金 首相官邸前抗議 & 内閣府申し入れ 第2回 

「福島の小児甲状腺がんが172人に増加を受け、緊急集会」
通常では百万人に1名が6/6の発表で172人に。国の責任で子ども達を避難させよ
内閣府に要求書を提出します!
7月15日(金)16時45分@首相官邸前集合、17時~内閣府へ申入れ、
17時半~18時官邸前で抗議集会
<最寄駅>地下鉄丸ノ内線・千代田線「国会議事堂前」駅
主催 脱被ばく実現ネットhttp://fukusima-sokai.blogspot.jp/
★内閣府に対し要望書を提出します
★定例の文科省抗議は中止します
6月6日、第23回福島県「県民健康調査」検討委員会が開かれました。甲状腺がん及び「その疑いあり」の子どもが前回調査の166名から172名に増えました。
また、今回は事故当時5歳の男児が加わりました。最年少が事故当時6歳から5歳になりました。
しかし福島原発事故による放射線の影響について記者が質問しても、星北斗座長を始め委員会は「影響は考えにくい」と繰り返すばかり。
311甲状腺がん患者の会からの質問状にどう答えるのかについても
誠意ある回答が得られません。
また今回の被害者の増加の報道量自体も以前に比べかなり減っています。
しかし確実に被害者が増え続けており、委員会と国の隠ぺいや時間稼ぎは許されません。
また、宮城県南部の丸森町でも新たに2名の子どもが甲状腺がんと診断されました。関東でも北茨城市で3名が診断されており、確実に関東や東北全体に被害が拡大しています。こうした中、福島の甲状腺がん患者の20歳の女性が勇気を出してAP通信で被害を発言しました。
また私達も6月2日に上智大学で「若者と放射能―関東の汚染はどうなっているのか?」集会を開催し、多くの学生を含む100人もの参加者が熱心に学習・議論しました。確実に関心と怒りの声が高まっています。
そこで私達は6月17日に福島原発事故と被害者救済の最大の責任者である首相官邸=内閣府に対し抗議要求行動を行いました。
被害の隠ぺいをやめ、最大限の医療・生活支援を行い、子どもたちを国の責任で避難させることを要求書で提出し、7月1日までに回答を求めました。
文章:

しかし内閣は回答しなかったため、私達は新たな質問事項と要求相手を加えて再度申入れと集会を行います。
もともとの問題は、加害者である国家が国策として積極的に救済に取り組むべきなのに、地元自治体に押し付け、なおかつ積極的救済ではなく甲状腺に限定して見守りという名の調査にとどめている事です。
これはチェルノブイリ事故時にも行われた国際的な隠ぺいです。事故直後から現地入りしたのは、本来人々の命と健康を守ることをミッションとするWHOではなく、原発を推進するIAEAでした。
IAEAは事故直後から「チェルノブイリのような事故が毎年起こっても我々はびくともしない」と断言しています。
そのためには、チェルノブイリ事故で唯一認められた「事故と小児甲状腺の因果関係」がとても邪魔でした。
福島原発事故でも、IAEAは自分たちの信念を貫徹させるために、この邪魔ものを取り除くことにしたのです。
そのため日本政府も「事故と小児甲状腺の因果関係」すら明確な根拠もなしに否定する立場を福島県に取らせています。
これはもはや「福島の犯罪」と呼ぶほかないものです。
しかしこの事実はまだ多くの人に知られていません。そこで社会化するためにも首相官邸に抗議集会を行います。多くの参加が必要です。ぜひ、ご参加・ご協力をお願いします!

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内閣総理大臣 安倍晋三様
内閣府原子力災害対策本部
厚生労働大臣 塩崎恭久様
経済産業大臣 林 幹雄様
資源エネルギー庁長官 日下部聡様
環境大臣   丸川珠代様
復興大臣   高木 毅様
文部科学大臣  馳 浩様
農林水産大臣 森山 裕様
福島県知事  内堀雅雄様
「県民健康調査」検討委員会座長 星北斗様
2016年7月15日
市民団体「脱被ばく実現ネット」
連絡先:090-8494-3856(岡田)
FAX:048-853-4373

第23回福島県「県民健康調査」検討委員会の発表を受けての抗議要請書

・福島県の甲状腺がんについては、福島県「県民健康調査」検討委員会でも 「数十倍のオーダーで多い」としている。
 政府は「福島原発事故と無関係」という立場を止め、事故の責任者として小児甲状腺がん以外も含めた県民の健康調査を行い、福島県民の命と健康を保障すること。
・検査で見つかった患者に最大限の医療保障を行うこと。
・政府は年間1ミリシーベルト以下という事故前からの被ばく線量基準を守り、これに照らし合わせて安全策をとること。
・放射線管理区域と同等以上の汚染地域に住む人たちの避難の権利を認め、避難希望者を国の責任と費用で避難させること。
・福島県からの避難者の住宅支援打ち切り策を撤回すること。
・福島県のみならず、福島原発により汚染された地域(関東を含むその他隣県)での健康調査を行うこと。
・原子炉等規制法(再利用の基準は100ベクレル/kg以下)を守り、全国に健康被害を
もたらす恐れのある8000ベクレル/kg以下の除染土の再利用を止めること。

・同じく、『日経新聞』 2016年4月12日紙面で「仏ヴェオリア、日本で低レベル放射性廃棄物処理」
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM15H7E_V10C16A4MM8000/ と報道されています。これは海外では処分場すら見つからない100ベクレル以上の放射性廃棄物を、今の日本では一般ごみ扱いが出来るためです。仏ヴェオリア社は諸外国から放射性廃棄物を請け負い日本で処分しようとしていると述べています。これはまた「日本は福島原発事故で放射能列島と化したのだから、核のごみ処理場にしても問題はない」という恐るべき考えではないでしょうか。これは許されません。官邸の見解と、日本国として処理を中止させることを求めます。
・世界標準の避難基準を定めた世界最初の人権宣言であるチェルノブイリ法を我が国でも制定すべき時期に来ている。放射能災害に対して人々の命と健康と暮らしを保障するための、この法制定についてどのように考えているのか。
・国は情報を隠さず、原発事故後の生活について、放射能に対する警戒を喚起する周知を広く行い、被ばくを避けるための学習の場を設けること。

・前回6月17日の申入れで、2016年7月1日(金)までにFAXで回答する事を求めたにも関わらず回答がなかった。また申入れ先の省庁全員の出席を求めた。このような不誠実な対応は許されない。内閣府は質問に回答し、次回交渉に申入れ先の省庁全員を出席させる事。

以上について、2016年7月29日(金)までにFAXで回答して下さい。

2016年6月27日月曜日

2016.06.26 新宿街頭宣伝 山本太郎さん飛び入り






「脱被ばく」を言う人はあまりいませんが、身近な大切な問題です
https://www.youtube.com/watch?v=Z-w9hMUVMAs


アルタ前から紀伊国屋書店前に移動時の街頭宣伝
https://www.youtube.com/watch?v=R9qhd6lLIOc

歩行者天国を歩いているみなさん!「よーく 聞いてください」
https://www.youtube.com/watch?v=Lz0Y2sMHQCM

飛び入りで山本太郎さん(参議院議員)がスピーチをしてくれました
https://www.youtube.com/watch?v=LqzIphW8LPo

福島の現状を伝える路上の写真を見ていってください
https://www.youtube.com/watch?v=yRMxQMJEC84

苦しい姿勢を強いられる甲状腺がんの検診を受けてきました
https://www.youtube.com/watch?v=nHz0I22ZcjM

内閣府に7月15日「福島から子どもを逃がせ」と申入れをします
https://www.youtube.com/watch?v=6l9TMygC_N0

聞いて損をしない話です
https://www.youtube.com/watch?v=tOGHH5hIK4c



(動画撮影 大庭さん)

 6月26日はアルタ前広場で、「最低賃金を上げろ!」(←こちらも切実です。)の街宣グループとブッキングしたため、本日は場所を移動して新宿ホコ天、紀伊国屋書店さんの前での街宣となりました。
 途中、物腰がとてもやさしい紀伊国屋の店員さんから音量を少し下げていただきたいと言われて、いつもどおり即座に対応しました。以前の巣鴨といい、今回の紀伊国屋さんといい、皆さんとても寛容で感謝、感謝です。
 そして、その後、「嬉しいハプニングが!」選挙応援で超多忙な「山本太郎議員」が、まったく偶然にホコ天を通りかかり、私達の街宣に飛び入り参加して下さいました。
 山本太郎さんは、2011年の6月にふくしま集団疎開裁判が提訴した当初から応援してくださり、デモにも何度も参加してくださっています。国会でも被ばく問題を追求するただ一人の議員です。

 まずは、山本太郎さんの発言要旨(詳しくは動画をご覧下さい。)から始めたいと思います。
「これだけの大きな事故(チェルノブイリは1基、福島は3基同時にメルトダウン)が起きたにもかかわらず、もう何もないかのごとくにふるまっている政府。でも緊急事態宣言は事故から今も途切れることなく出されたままです。
 安倍首相は2013年9月のブエノスアイレスで、汚染水は、0.3平方キロmの港湾内で完全にブロックされていると断言しました。しかし、実際には、1日に47.3%の水が入れ換わり、8日で99%が港湾外に出てしまっている。当時から、だだ漏れってことですよ。いくら希釈しても濃度は変わりません。
 今年2016年2月に福島から遠く離れた静岡で獲られたアオザメ(はんぺんなどの練り物の材料)から、基準値の7倍、700ベクレルの放射性セシウムが検出されてます。皆さん、食べ物に注意して下さい。
 外部被ばくがキャンプファイヤーの火だとすれば、遠く離れれば熱さ(影響)が除々に薄れますけど、内部被ばくは燃やされた灰を体に直接取り込むことです。セシウムは筋肉にストロンチウムは骨に溜まり、体の中で放射能を出し続けます。100ベクレルという基準値の安全性についても、国会で質問しましたが、科学的根拠も医学的臨床実験データもないことが明らかになっています。
 つまり、この基準値は日本経済が滞ることがないように、経済的ダメージが少なくなるように決めたものだということです。
 事故の収束の見通しが無い状態なのに、その汚染地へ人々を帰そうとしている。事故前の法律で1年間の「被ばく限度1ミリシーベルト」より20倍も高い、「年間20ミリシーベルト」の地に帰そうとしている。例えば
自動車の制限速度40Kmの法律が、いきなり今日から変わって20倍の速度で走れといわれて走れますか?。
チェルノブイリ法では、20ミリシーベルトの4分の1の年間5ミリシーベルトでも移住地域になっています。30年以上たった今でも変わりません。日本では、もう国会でも被ばくの問題はタブーになっています。
 100万人に一人か二人といわれる小児甲状腺がんは、福島の(当時18歳以下)38万人で、すでに172名(疑い含む、しかし今までの経緯から疑いの子どものほとんどが後にガンと診断されている。)が発症している。これでも国は大丈夫といっている。信じられますか?
 福島だけの問題ではありません。次に切り捨てられるのは、あなたです。」
 少々長くなってしまいましたが、本日ボランテイアが各自で訴えた内容と重複している箇所が多々ありましたので、書かせていただきました。

道路に置いた福島の写真などを見る人たち

 ボランテイアからは、「放射能汚染水に色が着いていたら、太平洋が真っ黒、真っ茶色であろう。がん、心臓病が増えていても、上からの圧力で医師は絶対に放射能の影響とは言えない。30代の私自身も、34歳の友人も心臓疾患で経過観察中になっている。若年芸能人(前田健、小林麻央など)の疾患も急増している。
福島県だけの問題ではないにもかかわらず、関東のホットスポットの自治体は人口流出を恐れて正面から被ばくに向き合うとしない。
 日本の経済界は、株が下がる、外国人観光客が減るといった目先の金のために、被ばくの実態を隠ぺいし、国民の命を犠牲にしている。オリンピックなど開催している場合ではない。この東京の土壌にも放射性物質は浸み込んでいる。舛添問題より、この汚染された東京でオリンピックを開催することが大問題だ。

アルタ前から紀伊国屋前に移動 ミニデモのようでした!

 メデイアは海外の食品輸入規制についていっさい報道していない。6年目の現在でも、友好国アメリカが輸入規制をしているのが実態であり、フランス領ニューカレドニアに至っては日本の食品全てに規制をかけている。これは農林水産省のホームページに載っている事実です。(ボランテイアの皆さんお疲れさまでした。)
 私達、脱被ばく実現ネットは、福島原発事故の最たる犠牲者である子ども達を守るため、先日6月17日(金)に内閣府に申立書を提出し、回答を求めているところです。引き続き7月15日の第3金曜日に内閣府前で抗議活動及び申し立てをします。内閣府に集まる人数が多ければ多いほど、国に対する圧力は増します。

 私達と一緒に活動してくれる方がおられましたら、ぜひご協力ください。

(渡辺記)


次回新宿街宣 7月10日(日)午後4時〜5時

7月15日(金)官邸前抗議 17時半~17時55分   内閣府へ移動  
   内閣府にて 回答のあるまで要請書提出続行 18時~18時半(予定) 


2016年6月19日日曜日

6.17官邸前 小児甲状腺がん172人の発表を受け、緊急集会 内閣府に要請書提出

 

6月17日金曜日 官邸前にて
右端で写真を撮っているのは、かの中川恵一東大准教授です。
疎開裁判でも被告側の学者だったという人物。
この緊急集会が気になっているのでしょうか。
来ていることに後で、気づきました。
何のために写真を撮っているのでしょうか?


内閣府前に移動





内閣府で要請書を渡す
 

動画は文末につけました。

 6月17日(金)17時、夏至が近づく明るい夕暮、官邸前で「福島の小児甲状腺がんが172人に増加を受け、緊急集会」をもちました。30人が集まり、抗議後に内閣府に要請書を提出しました。

 政府は福島の子どもたちを守れ!子ども達を安全な場所に避難させろ!

 国や県は県民の健康被害のデータを隠すな! 20ミリSVの故郷に帰還させるな!

 自主避難している人達の住宅支援を来年3月で打ち切るな!

 放射能汚染地から移住を希望する人に、「移住の権利」―住居、仕事、暮しを保障せよ!

など官邸にコール。

 原発事故から6年目の6月6日「県民健康調査」検討委員会は甲状腺がん(疑い含む)が172と発表。2巡目で新たにガン(疑いを含む)は57人、そのほとんどが1巡目で問題ないと判定された。検討委員会は100万に2,3人の発症といわれる稀有な小児甲状腺がんが多数見つかったのは、スクリーニングのせいで「原発事故の影響とは考えにくい」と言い張ってきた。その根拠が崩れたのに、原発事故との因果関係を認めようとしない。このまま放置していたら、甲状腺がんの発症がじわじわ増えていくだろう、ガンだけでなく心臓病、血液疾患、内臓疾患、関節炎、免疫力の低下など子どもたちの身体を蝕んでいくだろう。子どもを守りたい、子ども達を避難させたい、子どもの健康・命を守りたい…そんな切実な思いで、みなさん駆けつけました。

 福島から母子避難しているMさんが、「当時6年生の子どもが大量の鼻血を出し、体調が悪くなった。子どもの健康を守りたい一心で、郡山から母子避難しました。来年3月で住宅援助が打ち切られます。母子避難している私達を見捨てないでください。福島原発事故緊急事態宣言は発令されたまま、解除されていません。私たちは原発事故の被害者なのです。原発事故さえなければ、故郷・郡山で自立して暮らしていました。住宅支援の打ち切りは、私達に死ねと宣告されたも同然。撤回して下さい。」と官邸に向けて強く抗議しました。

「国に子どもだけでも避難させる政策をとらせたい。戦時中、政府は学童疎開させたではないか、いろいろ問題はあったが、ともかく空襲から子どもの命を守った。」「自分はいわきの出身、いわきでも小児甲状腺がんが発症。しかし、テレビ、新聞はきちんと報道しないどころか、放射能被害などないかのような報道ばかり。放射能を口にできない空気ができてしまっている。6年経って、健康被害は関東にも及びつつあり心配だ」 やむにやまない思いをスピーチ。

 17時20分、内閣府の前に場所を移動。安倍首相、塩崎厚労大臣、内堀福島県知事、「県民健康調査」検討委員会星座長への要請抗議文を渡しに内閣府の門をくぐりました。部屋が狭いからと室内に入る人数を10人に制限をかけたことに抗議し、次回はもっと大きい部屋を用意するように要求。中年の内閣府大臣官房総務課冨永専門官と若い内閣官房内閣総務官室肥高請願担当主査が対応。Oさんが文書を読み上げると、冨永専門官は初耳だといわんばかり、ほうほうと頷いていました。若い肥高請願担当主査が受け取りました。

 要請抗議文を渡したあと、「福島の子どもが172人も甲状腺を発症している。国は子どもを守る対策を早急にとるべきではないか」「私は子どもを守りたくて避難している。来年3月、住宅支援の打ち切りを止めてほしい」「安倍首相は口を開けば『国民の安全、安心な暮らしを守る』と言う。だったら、放射能汚染地で暮らす福島の子ども、大人の健康を守って下さい」「自国の子どもを見殺しにする、切り捨てる国なんて、3流、4流の国だ」と訴えると、「我々は単なる窓口で、文書を受け取りそれぞれの宛先の担当部署に送るのが仕事、その先のことは担当部署が判断し回答するなりの処理をする」と自分たちは答える立場ではないと言い張る。冨永専門官は、避難当事者Mさんの話に自分も福島出身だといい、「甲状腺がんが増えていることは知らなかった。専門家ではないし」と逃げる。「同郷人なら、福島県人がこれほど馬鹿にされ見捨てられていることへの怒り、口惜しさはないのか」と仲間の福島県人が迫ると、へらへら笑ってごまかす。若い肥高請願担当主査は、一切表情を変えず、無言。ともかく「7月1日(金)までに、FAXで回答するように、回答がなければ、回答があるまで何度でもくる」ことを伝え退室。

 内閣府の前では入れなかった20人の仲間が、熱いリレートークを続け、ガンガン抗議をしていました。

 要請文受け渡しの経過の報告のあと、子ども脱被ばく裁判弁護団の柳原弁護士が

 「先日いわきで行われたこの夏の保養相談会に行ってきた。5,6歳の子ども―事故当時、0~2,3歳だった子どもを持つ母親であふれていた。子どもの体重が増えない、風邪がなかなか治らないとか、子どもの身体にさまざまな異変が現れ、母親は非常に心配していた。今、福島では水面下さまざまな疾病が進行しているのを感じた。今こそ、日本版チェリノブイリ法を作るべき時期ではないか。チェリノブイリ法とは原発事故後、被ばくに対する世界初の人権宣言だ。この法が作られて、ウクライナ、ベラルーシ、ロシアの人たちの避難、健康、暮しは守られた。福島原発事故で絶望し苦しむ大勢の人々を救済するために日本版チェリノブイリ法を制定させていきたい」と今後取り組みたい運動の一つを提起した。

 「7月1日までの回答については、ブログで流します。緊急の行動などもとらざるを得ないかもしれない。そのときはご協力ください」と主催者挨拶。

 最後に官邸に向けて抗議のコールをして、緊急集会を終えました。

(松岡記)


動画撮影は大庭さんです。

内閣への要請前のアピール(首相官邸前)
https://www.youtube.com/watch?v=kYpqPs8vlB0

原発事故は人災です。避難者を国が責任を持って支援してください。
https://www.youtube.com/watch?v=eNZNbYIm6og

原発事故避難者の官邸に向かっての訴え
https://www.youtube.com/watch?v=7DrATvoPtRc

少なくても子ども達だけは避難させるような政策をとるように国に訴えいきたい
https://www.youtube.com/watch?v=Mg9bHYXttgc

子どもの健康状態がとても心配な気持ちで一杯です
https://www.youtube.com/watch?v=ZEgoUpB3_d8

内閣への要請(官邸前から内閣府への移動)
https://www.youtube.com/watch?v=MQNLdUcuWSY

要請書の提出  (音声レベルが低いことをご容赦ください)
https://www.youtube.com/watch?v=a3itqIWJibg

内閣に要請した内容の報告
https://www.youtube.com/watch?v=oVnmeMeLQhM

チェルノブイリ日本版がないため、福島や東日本の人たちが苦しんでいます
https://www.youtube.com/watch?v=WFSvTAHxB9g