3.5(土)新宿デモにご参加ありがとうございました!

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2015年11月3日火曜日

20151101 渋谷ハチ公前 祭りのあとの渋谷で「福島SOS」を叫ぶ

祭りのあとの渋谷で「福島SOS」を叫ぶ
 賑やかなハロウインのお祭りの翌日11月1日(日)、渋谷ハチ公前での街宣。
ハチ公像並びの大時計の下に「福島SOS」の大文字パネルを貼りつけ、ボランテイア及び飛び入り参加者が熱いスピーチを繰り広げました。


chikapinさんいつもツイキャスありがとうございます。 

他にもツイキャスしてくださった方、ありがとうございました。

 パネルは「福島SOS」ですが、ホットスポットの柏市の甲状腺がん検査において、173名中、C判定が11名という結果が出てしまい、現実には「東日本SOS」となってしまいました。
 本日スピーチされた皆さんの共通内容として、「自主避難者の住宅支援の打ち切り」があります。
我が子の健康を第一に考え、一大決心、勇気を振り絞って避難し、福島と避難先での二重生活を強いられている方々などの苦労を思うと、一方的に「被害者を切り捨てる」国への怒りは収まりません。
 ボランテイアのIさん
 今でも福島原発から、毎時1000万ベクレルの放射能が放出され、渋谷ハチ公前も0.27μsv/hという高い数値です。
3号機から「ぼたん雪」状で双葉町に降り注いだプルトニウムの恐怖を決して忘れてはなりません。
「福島民報」も原発事故前は東京電力が大株主だった。他のメデイアも被害者の立場から報道しているとは言い難い。
 福島出身支援者男性(本日、飛び入りでの参加、有難うございました!)
私は福島出身の一般市民として、この場に来ました。特定の組織(政党や宗教)とは一切関わりなく個人として、福島の現状をどうしてもお話ししたいと思います。
福島の子ども達は、子どもでありながら「病気に対する不安、死に対する不安」を直視せざるを得ない状況にあります。サッカーを教えてくれていた近所のお兄さんが突然、心臓病で倒れたり、若くして癌で亡くなる親戚の方がいたり、同級生が甲状腺がんになったりと、日常的に死が身近にあり過ぎるのです。
小さい子どもが、余命を考え、不安に脅える福島の現状を知ってほしいと思います。
 マダムさん(いつもご参加有難うございます。)
間もなく原発事故から5年になろうとしています。国やメデイアは、まるで事故は収束してしまったように伝えていますが、低線量被爆は依然としてあり、長期的な被爆による被害が懸念されます。
先日、高濃度の汚染が認められる国道6号線の清掃活動に福島の高校生多数が駆り出されましたが、ほとんんどのメデイアが問題として取り上げないなかで、11月10日号の女性週刊誌のみがデータを含めた記事を書いています。
 ボランテア女性Aさん(歯切れの良いスピーチ、良かったです。)
汚染が継続されている地域に強制的に帰還させようとしている国の方針に疑問を投げかけるメデイアが、ほとんど無い状況です。
 オリンピックで何千億円もの税金を使ってておきながら、福島の子ども達の健康はないがしろにする「弱者切り捨て」の政策が行われています。
渋谷の皆さんも、もし東海地震が起きて浜岡原発の事故が起こった場合の我が身を想像してみて下さい。
チラシには食品汚染のことも書かれています。いまも東日本の食品を輸入規制している国があります。 
 ボランテイア男性Tさん
チェルノブイリ事故から30年近くになりますが、事故から4、5年間事実を隠ぺいしていたソ連政府も隠しきれなくなってからは、チェルノブイリ法の制定など様々な対応を迫られる事態となりました。
一方、日本政府はチェルノブイリの教訓に学ぶどころか、チェルノブイリ法で避難が必要とされる線量の地域に、人々を閉じ込めよう、逃げた人々も強制的に戻そうとしています。
現政権は、原発再稼働、貧困の放置、など経済界優先の政策を強引に進めています。
 ボランテイアYさん
皆さんスライドを見て下さい。自主避難している子どもが書いたものです。
「ぼくたちを おいださないでください びようきになるのはもうやだです」
この文章を書いた子どもの気持ちを考えてみて下さい。自主避難者の住宅支援の打ち切りは子ども達の命と健康に直結する切実な問題です。
 一方、福島に残っている子ども達のなかには、3歳になっても外遊びの経験がないという子もいます。屋外の放射線を避けるため、建物のなかの砂場や遊戯場でしか遊べない子たちがいるのです。
 福島の人たちをこのように苦しめている責任は原発事故を起こした加害者である東京電力と国です。加害者が被害者へ賠償するのは当然のことなのに、その加害者が勝手に住宅支援の打ち切りを決めるなどありえません。

 本日、伝え切れなかった思いは、ぜひ11月7日(土)新宿デモでぶつけたいと思います。(W記)

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