3.5(土)新宿デモにご参加ありがとうございました!

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2016年8月15日月曜日

第6回子ども脱被ばく裁判の集会などの動画

 
8月8日に行われた第6回子ども脱被ばく裁判の集会などの動画を

ユープラン三輪さんがアップしてくださいました。

ありがとうございます。

20160608 UPLAN【前半】「おしどりマコ・ケン講演会」子ども脱被ばく裁判第4回期日学習会
https://www.youtube.com/watch?v=IVjRL0n_FVM





2016年8月10日水曜日

8月9日 第6回子ども脱被ばく裁判 実質審理に入る

8月9日 第6回子ども脱被ばく裁判が福島地裁にて行われました。

裁判直前に雨が降り、いつもの裁判所前でのアピールは行われませんでした。

裁判では原告である小学生が見守る中、実質審議に入ることが決まりました。
はじめて裁判らしい裁判とのことで、
井戸弁護士は「コストを理由とした被曝の強要は許されぬ」と国や福島県を批判、
原告側弁護士の力強い発言に傍聴者も今後の展開に大いに確信を持ったとのことでした。
次回期日は10月12日午後2時半です。


裁判に先だって開催された集会でのおしどりマコケンさん


裁判後の記者会見にて


初めて裁判に参加した感想を聞かれ「緊張しました」と答えた原告の小学生
(この写真は民の声新聞の鈴木博喜さん撮影 下記↓に裁判記事があります)

以下は、参加者の報告です。


(原告 今野寿美雄)

今回の裁判に息子も参加しました。
子ども原告の傍聴する姿は、裁判官や被告や被告の弁護団の目にどの様に映り、どの様に感じたのでしょうか?
今回は意見陳述がありませんでしたが、子ども原告の登場は無言の意見陳述になったと思います。
「子ども人権裁判」の門前払いも無くなり、実態審議に入る事が決まりました。
多くの支援者の署名や活動の成果が現れました。皆様、本当に有難う御座います。
そして、これからも宜しく御願致します。



(宮口高枝記)

 今回の裁判は、今まで毎回行われていた原告の陳述が、夏休みなので
保養にいっている原告が多く、陳述はありませんでしたが、親子裁判の本格的な論戦が
開始され、大きく前進しました。
前回の裁判で、門前払いしないだろう事は見えていたのですが、
子ども脱被ばく裁判は、親子裁判と子ども人権裁判からなる2本立ての裁判で、
原告が重複しており、子ども人権裁判を門前払いにすれば、裁判の場が
地裁と高裁に分離する。被告の反論もなかったので、今後、子ども人権裁判も
実質審議に入る事が弁護団から示されました。
今回は3本の準備書面による国への反論が弁護団から力強く証言された。
・ 原告側の主張で、ICRP勧告の防護基準の不当性を論破
・ 国の災害基本法の防災予防は、的確な情報の評価、共有、伝達の義務が
  あり、伝わるような方法を取らなかった事を法的根拠で反論。
・ 損害賠償請求は東電からの保障や他の裁判原告となっていても請求は重複しない。
  東電は事故の危険性が分かっていたのに事故を起こした責任に対する賠償であり、
  原告は国に対して責任を問うているので、重複しないと主張。
次回からは、国に対する反論として、損害賠償の立証を陳述書によって
証明していくとの事です。
原告がどのように被ばくさせられたかを証明する作業で、
事故当時、どこでどんな風に過ごしていたか、避難したか、しなかったか、
学校に行っていたか、登校させなかったか、外で遊んだか、食事はどんな
ものを食べたかなど、その当時の生活の具体的なエピソードが重要な鍵に
なるととの事。
今後、弁護団の陳述書の取りまとめ作業のご苦労が予想され、
子ども人権裁判の実質審議がスタートする。
今回、原告側傍聴席は45から 51に増えたが抽選になり満席となった。
被告席は今回も24席でも間に合わず、傍聴席を占領した。
次回の傍聴席を圧倒的な人数で示したいと思う。
原告席には初めてkさんの小学生の原告の息子が座った。
被告席を最後まで、真剣な眼差しで見つめていたのが印象的で、
傍聴者にとっても、原告にとっても今後の大いなる希望が見えた。

2016年8月9日火曜日

8月9日 東京新聞朝刊に脱被ばく実現ネットが世界社会フォーラム参加の記事

現在、脱被ばく実現ネット関係者3名が、カナダモントリオールで開かれている世界社会フォーラムに参加しています。

出発前に東京新聞の記者が3名を取材してくださり、本日8月9日東京新聞朝刊に記事を出してくださいました。




また、東京新聞のWEBニュースにも掲載されました。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/metropolitan/list/201608/CK2016080902000181.html

 

福島の被災者救済 国境超えた協力を 支援団体代表ら世界社会フォーラムで訴え

東京電力福島第一原発事故の避難者を支援する「避難の協同センター」代表世話人の松本徳子さんと「脱被ばく実現ネット」の岡田俊子さん、弁護士の柳原敏夫さんが14日までカナダのモントリオールで開催される世界社会フォーラム(WSF)で同事故の被害者救済を訴える。WSFはグローバリゼーション批判を掲げて2001年に始まった世界最大規模の市民運動の祭典で毎年、100カ国以上から多くの団体が集まる。 (編集委員・土田修)

松本さんは一一年六月、福島県郡山市内の中学校に通う次女が黒く固まった鼻血を大量に出したのを見て、翌月に同市から川崎市へ自主避難した。「中学校の運動場から高い数値の放射能が出ているのに、『心配だ』と言うと周囲から『異常者』扱いされた。来年三月には自主避難者に対する住宅支援が打ち切られる。このままでは自主避難者は難民になるしかない。これは『人道に対する罪』に当たるのではないか。原発事故から子どもたちの命を守るよう世界中の人びとに訴えたい」と話している。
 
 一方、柳原さんは放射能被害に苦しむ人たちに対する具体的な救済策として「チェルノブイリ法日本版(原発事故における避難の権利法)」と国際条約の制定を呼びかける。柳原さんは「福島原発事故は、反核・人権・環境・難民といったWSFのテーマと共通する最重要課題だ。原発事故が地球規模の人災である以上、国境を超えて世界中の市民が協力するしかない。その一歩を踏み出したい」と語った。